KCG学生のゲーム作品が木曜ミステリー「IP〜サイバー捜査班」で使用されました

京都コンピュータ学院(KCG)デジタルゲーム学系の学生たちが制作したゲーム作品が,2021年8月12日のテレビ朝日系列の人気ドラマ・木曜ミステリー「IP〜サイバー捜査班」で,劇中のストーリー展開に関わる重要な要素として使用されました。

同日放映された第5話「ソーシャルゲーム」で,デジタルゲーム学系の学生たちが本ドラマ用に制作した作品が使用されました。同話ではシェークスピア劇,オンラインゲームのID不正売買,オンライン決済,暗号通貨等に関わる殺人事件が発生。主人公が属する京都府警本部・サイバー総合事犯係を束ねる係長の,ゲーマーである一人息子が容疑者となる波乱の展開の中,ストーリーの鍵となり,また重要なコミュニケーションツールとなるゲームとして,本学院の学生の作品が採用されました。

KCGはこれまでにも数々の映画やテレビドラマの制作に,IT関連のアドバイスやデジタル関連作品の提供,校舎でのロケーション撮影などで協力しています。

木曜ミステリー「IP〜サイバー捜査班」公式サイト
https://www.tv-asahi.co.jp/ip/

KCGサマーフェスタ2021,子どもたちが「はじめてのプログラミング講座」でゲームを制作しました

京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校などKCGグループが,コンピュータ教育を通じて地域のみなさまと交流を図る恒例のイベント「KCGサマーフェスタ2021」の第一弾「はじめてのプログラミング講座」が,2021年8月1日(日),オンラインで開かれました。プログラミングの最初の一歩を踏み出す入門講座に児童たちが参加してくださいました。ありがとうございました。

本講座は毎年恒例の人気イベントです。今回は次々と現れるモンスターを,熊のキャラクターが避けていく簡単なゲーム作りに挑戦しました。ほとんどの児童にとって初めてのプログラミングで,オンラインでの開催ということもあり最初は緊張気味でしたが,京都コンピュータ学院 コンピュータサイエンス学系主任の前納一希先生や学生スタッフに教えてもらううちに次第に打ち解け,徐々に仕組みを理解していきました。ゲームの機能が増えるたびに笑顔を見せ,積極的に質問も出されました。最後には,全員がキャラクターの画像や動き,背景などを自分好みの設定にしたゲームを完成させることができました。

8月29日(日)には小・中・高校生,保護者対象の「天文ワークショップ 〜宇宙の広大さを知りましょう!」をオンラインで開催予定です。ご家族や友達とお誘い合わせのうえ,奮ってご参加ください。

詳細と申し込みは「KCGサマーフェスタ2021」https://kcg.edu/summer-festa/2021/のページで。

「KCGサマーフェスタ」は,KCGグループの創立者で初代学院長の長谷川繁雄先生の命日である7月2日の「閑堂忌(かんどうき)」に合わせ,より開かれた教育機関としての使命を果たそうと2010年から毎年開催しているイベントで,多くの方々に親しまれています。今年は新型コロナウイルス感染防止のため,Zoomを利用しオンラインで開催しています。

「KCGサマーフェスタ2021」を開催します。奮ってご参加を!

京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校などKCGグループは,より開かれた教育機関として地域のみなさまとの交流を図ろうと,恒例の「KCGサマーフェスタ2021」を,8月にオンラインで開催します。1日(日)は小学生対象の「はじめてのプログラミング講座」,29日(日)は小・中・高校生,保護者対象の「天文ワークショップ 〜宇宙の広大さを知りましょう!」です。ご家族や友達とお誘い合わせの上,奮ってご参加ください。

詳細と申し込みは「KCGサマーフェスタ2021」https://kcg.edu/summer-festa/2021/のページで。

「KCGサマーフェスタ」は,KCGグループの創立者で初代学院長の長谷川繁雄先生の命日である7月2日の「閑堂忌(かんどうき)」に合わせて2010年から毎年開催しているイベントで,学内外の多くの方に親しまれています。今年は新型コロナウイルス感染防止のため,Zoomを利用してのオンライン開催といたします。

バンダイナムコアミューズメントによるゲーム業界セミナーを開催

京都コンピュータ学院(KCG)は2021年6月23日,株式会社バンダイナムコアミューズメント クリエイティブフェロー 小山順一朗氏をお招きし,ゲーム業界セミナーを開催しました。

小山氏は「アイドルマスター」「太鼓の達人」「釣りスピリッツ」をはじめ,VRアクティビティ体験施設「VR ZONE」「MAZARIA」にて設置された「ハネチャリ」や「釣りVR」など最先端のVRアクティビティコンテンツを含め,これまでに100タイトル以上の開発に携わってこられました。

今回はその数多くの開発経験をもとに,「成功商品コンセプト理論」と「VRエンタメで得た知見」をテーマにお話しいただきました。

まずは「商品コンセプト」について,アイデアとベネフィットに切り分けることの重要性を,誰もが知っているタイトルのコンセプトを事例にしながら詳しくご紹介いただきました。

学生達にとっては,遊んだことのあるゲームが事例として紹介されたことでイメージがしやすく,アイデアとベネフィットの切り分け,コンセプトの言語化を丁寧に行い,そこを目指して協力して開発を行うことがいかに重要であるか理解しやすい切り口からのお話でした。またゲーム開発に取り掛かる前の「コンセプト開発」自体に多くの時間を使っている点に注目している学生も多く,ゲームを遊ぶ際に自分がどう遊びどう感じたかはもちろんのこと,他の人がどのように遊んでいるのかを普段から注目していきたいと話すなど,早速学んだことを生かそうとしていました。

また今回,「VR ZONE」でのアルバイト経験がある学生が複数いること,また本学がVR機器を約40台導入し,希望する学生に貸し出しを行っているなど,VRに強い関心を持つ学生がいることをお伝えし,VRアクティビティ開発をテーマに追加していただきました。VRにおいては先ほどの「コンセプト」に加えて,その空間に自分が生きているかのような「実在感」を与えられるかどうかが重要で,こちらも開発された数々のアクティビティにおける成功・失敗の事例を惜しみなくご紹介いただきました。

ほんの少しの違いでプレイヤーが感じる「酔いやすさ」や「面白さ」がガラッと変わる点に驚いたとの感想が多く寄せられていました。

「小山さんはゲームをつくることも,つくったゲームのことも大好きなんだなと伝わってきました」。

この感想が全てを表すように,ゲーム制作における辛かった失敗も,そして苦労の末の成功も,全てをとても楽しそうに話す小山氏の姿は,業界を志す学生達にとってゲームをつくる面白さと向き合い方を深く学ぶ機会となりました。

小山様,貴重なお話をありがとうございました。

長谷川繁雄初代学院長先生を偲ぶ「閑堂忌」,オンラインで記念講演

記念講演をする田中智子・京都大学大学院教育学研究科准教授(右上)
記念講演をする田中智子・京都大学大学院教育学研究科准教授(右上)

京都コンピュータ学院(KCG)創立者で初代学院長の長谷川繁雄先生の命日である「閑堂忌」の7月2日,KCGグループは記念講演「長谷川繁雄初代学院長と京都大学-理念の源流を探る-」をオンラインで配信,学生・教職員はそれぞれの場所で講演に聴き入り,情報処理技術教育のパイオニアとして尽力された先生のご遺徳を偲びました。KCGグループでは毎年この日,菩提寺の百萬遍知恩寺での墓参や学内での各種記念行事を開催していますが,今年は新型コロナウイルス感染防止のため,記念講演のみサイバースペースでの実施となりました。

長谷川繁雄先生は1986年7月2日,享年56歳で逝去され,2021年は没後35年となります。「閑堂」は先生の雅号で,「世俗から離れ,瞑想にふける閑静な空間」を意味しています。

記念講演は,京都大学大学院教育学研究科准教授で京都情報大学院大学非常勤講師の田中智子先生が行いました。長谷川繁雄先生は1949年9月,新制大学1期生として京都大学に入学,長谷川靖子現学院長との出会いの場となり,KCGの源泉ともいえます。田中先生は「長谷川繁雄先生が卒業後の入学であり,お会いしたことはありません」としながら「先生の大学時代の直の後輩ということになります。(学生の)みなさんと同じぐらいのお年でおられた先生の日々を歴史的に探り,みなさんも学ぶ学校の理念の源流を探ってみたい」と,当時の京大で,敗戦後の時代背景の下,どのような文化が育まれていたかを詳しく説明し,若き日の長谷川繁雄先生の経験と,KCGの理念との関係を解説しました。

講演で田中先生は「京大とのかかわりで特徴的だと思うのが(長谷川繁雄先生や長谷川靖子現学院長が卒業後も)京大の学生,大学院生ら若い世代とつながっていたこと」とし,「京大はKCGに囲まれているなと感じます」と表現。そして「KCGは,長谷川繁雄先生が京大で得た文化というものを具体化した場,学んだことを自由に展開できる場なのだなと思います」と述べました。

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KCG AWARDS 2021最優秀賞学生らがエピック・ゲームズ社のインタビューを受けました

京都コンピュータ学院(KCG)の「KCG AWARDS 2021-学生作品発表会-」(2021年2月21日開催)で最優秀賞に選ばれた箱庭パズルアドベンチャーゲーム「音庭のエイン~魔法仕掛けの調律師~」を開発したゲーム学科の豊田さん,一井さん,早稲田さん,宮下さん,ゲーム開発学科の嶋田さん,井守さんがこのほど,「フォートナイト」などのゲーム制作で世界的に有名なエピック・ゲームズ社の取材を受け,そのインタビュー記事が6月11日,同社ウェブサイトに公開されました。

記事は「6人の学生が短期開発を経て受賞を勝ち取った『音庭のエイン』製作インタビュー」(https://www.unrealengine.com/ja/developer-interviews/egj-interview-student-kcg-otoniwa-no-ain)。学生らは,同社が提供するゲームエンジン「Unreal Engine 4」(UE4)を利用して制作した受賞作品について,制作期間や制作上の工夫・こだわり,オンライン環境下での制作時のコミュニケーション方法,UE4の習得法や感想などについて語りました。また,ゲーム制作を志す他の学生に向けて「ゲームデザイナーを目指す方はゲームを考えるだけでなく,実際に手を動かして作って見てほしいです。専門学校に入るまでゲームに関する知識はありませんでしたが,そういった自分でもUE4を学んだことで音庭のエインのような作品を作れたのでUE4を是非触ってみてほしいです」とメッセージを送っています。

今回のエピック・ゲームズ社のインタビュアーを務めた塩谷祐也さんはKCGの卒業生で,2019年にゲーム学科を卒業後,ゲームプランナーとしてゲーム開発に携わっていました。2021年にエピック・ゲームズ・ジャパンに入社され,同社主催イベントでの登壇やゲーム制作コンテストの審査員を務めるなど活躍されています。また,塩谷さん自身も2018年,作品が「KCG AWARDS」にノミネートされています。エピック・ゲームズ社の本社は米国ノースカロライナ州ケーリーにあり,世界各地に40以上のオフィスを設置,インタラクティブエンターテイメントのリーディングカンパニーであり,3Dエンジン技術のプロバイダーです。3億5000万以上のアカウントと25億を超える接続数を持つというゲーム「フォートナイト」を運営しているほか,ゲームだけでなく映画やTV,建築,自動車,製造などの業界で採用されているUnreal Engine を開発しています。

「KCG AWARDS 2021-学生作品発表会-」は毎年開催され,学生たちがこれまでの学習・研究成果の集大成として作品を仕上げ,プレゼンテーション形式で発表します。事前の「プロジェクト演習発表会」で優秀賞に選ばれた作品が参加,ITやゲーム業界の最先端で活躍中の審査員が最優秀賞を決定します。

詳しい内容は,「KCG AWARDS 2021-学生作品発表会-」ページに掲載しています。

KCG AWARDS 2021-学生作品発表会-
https://www.kcg.ac.jp/event/awards2021.html

KCGが京都のフランス人中高生チームの国際コーディング大会出場に協賛

LFIKチームは,KCGのロゴ入りのTシャツを着て国際大会に出場しました
LFIKチームは,KCGのロゴ入りのTシャツを着て国際大会に出場しました

京都コンピュータ学院(KCG)は,同じ京都で学びIT関連の大会に挑むフランス語インターナショナルスクールの中学生,高校生たちを応援しようと,京都国際フランス学園(京都市下京区,LFIK)のプログラミング言語記述の腕を競う国際コーディング大会 「C0ding Night」(コーディング・ナイト,フランス語:Nuit du C0de)への出場に協賛しています。2021年5月15日にオンラインで開催された第6回大会で同校の生徒たち21人は,「kcg.edu」と「京都コンピュータ学院」のロゴが印刷されたTシャツを着て,8時間に及ぶコーディング制作を終えたゲーム作品を無事,主催者に提出しました。今回の取り組みは両校にとって日仏交流を深める良いきっかけとなっています。

同校の大会出場決定を受け在京都フランス総領事館がKCGに,グループ校・京都情報大学院大学(KCGI)のバンジャマン・ヌーヴェル准教授を通じて協賛を依頼,KCG側は快諾しました。大会には世界各地から40以上のフランス語インターナショナルスクールが出場,当日にはヌーヴェル准教授がLFIKチームのもとを訪れて激励するとともに,KCGとKCGIの紹介もしました。優秀作品の選考結果は6月に発表予定とのことです。

「C0dingNight」国際大会は2016年から,台湾の台北フレンチインターナショナルスクールが主催し,例年,参加チームがアジアを中心とする世界中から同校に集まって開かれています。LFIKはこれまで,台湾までの移動の大変さなどから参加する機会がありませんでしたが,今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン開催となり,出場が初めて実現しました。

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KCGグループは58回目の創立記念日を迎えました

2021年5月1日は京都コンピュータ学院(KCG)・京都情報大学院大学(KCGI)・京都自動車専門学校(KCGM)などKCGグループの58回目となる創立記念日です。これに先立ち4月30日,KCGIの今井正治教授が「気候変動とSDGs~ITを用いてどのような貢献が可能か~」と題して記念講演しました。京都府に新型コロナウイルス感染の緊急事態宣言が出されている中,感染防止のためサイバースペースでの実施でした。学生,教職員一同がこれまでの教育・研究成果を祝うとともに,建学の精神であるパイオニア・スピリットとKCGの教育理念,今後も進化し続ける情報化社会を担う使命などをあらためて確認し,さらなる飛躍を誓いました。

KCGグループは1963年5月1日,京都大学宇宙物理学研究科(宇宙物理学教室)出身のグループにより立ち上げられた,大学の学術研究者対象の「FORTRAN研究会」が礎です。創立者である長谷川繁雄 初代学院長先生と長谷川靖子 現学院長先生がコンピュータの可能性をいち早く見出し,情報処理技術者を育成しようという信念と情熱,パイオニア・スピリットを抱いてつくった,わが国初のコンピュータ教育機関でした。

1969年には,コンピュータ技術者養成のための日本で最初の全日制学校・京都コンピュータ学院が誕生。その後今日まで発展を続け,これまでに学院を巣立った卒業生は約5万人を数えます。2004年には,わが国初で唯一のIT専門職大学院として京都情報大学院大学が創立されてグループ校に加わりました。それぞれの卒業・修了生たちは,日本と世界のIT産業の牽引,発展に貢献しています。2013年には,京都で最も歴史がある自動車整備士養成校の京都自動車専門学校も,グループの仲間入りをしました。

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新型コロナウイルス感染予防のためのKCGグループの対応

―新型コロナウイルス感染症へのKCGグループの対応―

◇サイバースペースでの授業を継続

新型コロナウイルス感染症については,オミクロン株による「第7波」が長引き,感染収束の見通しが立たない状況が続いています。ワクチンの3回目接種は,高齢世代こそ高い接種率となっているものの,それ以外では思うように進んでいません。一方で経済活動の復活・拡大が図られ,外国からの入国制限も緩和されつつありますが,先行きは依然不透明な情勢です。京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校のKCGグループはこのような状況を総合的に判断し,2022年度秋学期においては,授業・講義は原則としてハイブリッド形式(学生は教室またはオンラインのいずれでも受講が可能)とし,学校行事はサイバースペースを併用して実施します。これにより,対面での受講を希望する学生と,通学に不安を覚える学生や一時的に体調不良の学生の双方が安心・安全に受講できるようにし,学修の機会を提供しています。ワクチン接種については,変異株出現等の情勢変化があっても重症化予防を中心になお有効との見方が大勢です。KCGグループは,個人の自由を十分尊重しますが,学生や教職員にはワクチンを接種していただくよう,引き続き推奨していきます。
措置の期間は,感染状況や政府発表など動向を注視して判断することにしています。また,状況により措置内容を変更する場合があります。

◇学修機会の確保,学生の不安解消へ

サイバースペースを併用した学校業務は継続しますが,学生から希望があれば万全の対策を取ったうえで,対面コミュニケーションにも対応しています。▽先生と対面での指導を希望する場合▽課題制作や授業以外での学校施設の利活用を希望する場合-といった学生からの要望があった場合には,可能な限り個別に柔軟に応じています。また,学生の不安解消のため,オンラインまたは対面で個別の質問や面談にも応じる態勢を整えています。これらの措置は,校舎への入館者数,教室内の人数を制限し,学生同士が十分な距離を確保できるようにしたうえで,館内の消毒の徹底,一部教室・ラウンジ等へのパーティションの設置,校舎入口への検温用サーマルカメラの設置,マスクの着用および入館時の手指の消毒の徹底等,感染予防対策を十分に講じて実施しています。京都自動車専門学校は,実習が伴う授業も多いため,学生の技術修得の進捗に支障をきたさないよう,感染予防対策を十分に講じながら,対面授業を実施しています。

◇学生への注意喚起,サービス維持

すべての学生に対し,密閉・密集・密接の「3密」状況を避けるよう,強く要請しています。特に,多人数での会食を控えるように注意喚起しています。感染予防に関する情報,体調不良の際の相談窓口について周知し,不安なことがあればメール等で各校の事務室に相談するように案内しています。就職指導等各種の学生指導,行事についても,学生に対するサービス維持に配慮し,サイバースペースを活用しながら,オンラインと対面を併用して実施しています。教職員のテレワークも可能な範囲で継続するとともに,徹底した感染予防に努めています。

◇外部の方々へのお願い

外部の方のご来校は,極力お控えいただき,面会が必要な場合も,原則としてオンラインでの対応とさせていただきます。ご来校をお考えの際には,事前にメール等でご連絡をいただきますようお願いいたします。なお,電話や窓口での対応の一部停止や対応時間の短縮をさせていただいておりますので,ご了承ください。

私共KCGグループは,引き続き感染防止に向け最大限の取り組みを継続いたします。

◇新型コロナウイルス感染拡大防止に向けたKCGグループの取り組み

2020年1月31日
新型コロナウイルス対策本部を設置
2020年3月
授業などの学校業務をサイバースペースに移転
2020年4月
京都府に緊急事態宣言が発出されたことを受け,2020年度春学期の授業は,4月の開講時より,京都情報大学院大学,京都コンピュータ学院はeラーニング(インターネットにより自宅から受講できるシステム)形式で実施,宣言解除後は,一部の科目について,十分な対策を講じたうえで対面授業を再開
※4月16日全国に緊急事態宣言発令,京都府は「特定警戒都道府県」に。5月21日解除
2020年10月
2020年度秋学期は,eラーニング形式の授業を継続するとともに,対面とオンラインのどちらでも受講できるハイブリッド型の授業も導入。対面での受講を希望する学生の要望にも応える
※2021年1月13日京都府に緊急事態宣言発令,2月28日解除
2021年4月
関西での新型コロナウイルス感染者の急速な増加を受け,2021年度春学期の授業は原則としてオンライン形式で実施
※4月12日京都府にまん延防止等重点措置を適用,25日から緊急事態宣言に移行
2021年6月
従来型より感染力の強い「デルタ株」といった変異株が流行の兆しを見せている現状に鑑み,サイバースペースでの学校業務を継続する方針を決定
※6月20日京都府の緊急事態宣言(4月25日発令)が解除,21日からまん延防止等重点措置に移行
2021年8月
20日から京都府に緊急事態宣言発令。9月12日の期限後も延長
2021年10月
9月30日をもって京都府に出されていた緊急事態宣言が解除。グループ内の感染防止対策徹底をあらためて確認するとともに,秋学期においても学生および教職員の罹患を防ぎ,生命・健康を守ることを第一に考え,引き続き,授業や学校行事をサイバースペースで実施する措置の継続を決定
2022年1月
27日から京都府にまん延防止等重点措置を適用。3月6日の期限後も延長
2022年3月
21日をもって各地のまん延防止等重点措置を解除
2022年4月
授業・講義は原則としてハイブリッド形式とし,学校行事はサイバースペースを併用して実施

(9月7日更新)

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KCGグループの2021年度入学式をサイバースペースで挙行

動画配信を通じて式辞を述べる長谷川亘KCGグループ統括理事長
動画配信を通じて式辞を述べる長谷川亘KCGグループ統括理事長

京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI),京都日本語研修センター(KJLTC),京都自動車専門学校(KCGM)のKCGグループ2021年度入学式が4月10日(土),サイバースペースで挙行されました。新型コロナウイルス感染防止のため,学内大ホールでの開催を見合わせ,長谷川亘KCGグループ統括理事長と茨木俊秀KCGI学長が,オンライン配信動画を通じ式辞を述べ新入生を歓迎・激励しました。コロナ禍を背景に社会のデジタル化が加速する中,ITの専門知識と高度な技術を修得する意欲と,将来の夢実現の希望にあふれる若者たちが,KCGファミリーとしての新たな学業生活をスタートさせました。みなさん,ご入学おめでとうございます。

KCGグループは2020年春から,入学式,学位授与式・卒業式を春学期,秋学期のいずれもサイバースペースで挙行しています。随所に最新システムを導入し,ITの最先端教育機関ならではのセレモニーを実現しています。

日本最初のコンピュータ教育機関として創立されてから58年となるKCGとグループの沿革を紹介するビデオを視聴した後,長谷川統括理事長が式辞を述べました。統括理事長は新型コロナウイルス感染症の拡大防止と新入生・ご家族はじめ関係者の健康・安全を考慮して入学式をサイバースペースで挙行する事情を説明。そして「インターネットの普及に伴い,人類社会ではサイバースペースが発展してきました。今では立派な『人と人をつなぐ場所』となっています。みなさんにはぜひ,ITを存分に学ぶことによってリアルスペースとサイバースペースを自由に往来できる能力を持った,時代の最先端をいく学生になっていただきたい」と求めました。また,KCGの教育理念やパイオニア精神,チャレンジ精神で新しい試みに取り組んできた歴史と実績を紹介し,「在学中に,生涯の宝となるような友達をできるかぎりたくさんつくって,励まし合いながら,十分に研鑽を積んでください。そして,優秀な先輩たちに続き自信に満ちた卒業生・修了生となって輝かしい未来を切り拓いていかれることを心から願っています」と期待を述べました。

茨木学長は式辞で,「本学では,これまで1年間オンライン授業を進める中で,いろいろな教育方式を試みながら効果を上げる努力を続けてきました。みなさんの先輩たちは対面授業とオンライン授業それぞれの長所短所を理解できたと思います」としたうえで,「パンデミックの間にデジタル技術に対する理解が深まりました。スマートフォンやパソコンの利用が不可欠であることをこれまでにも増して実感されたと思います。この変化は元へは戻りません。アフターコロナ,ポストコロナと呼ばれる社会では,ICTの役割が以前にも増して大きくなるということです」と指摘。そして「本学では,ICTの知識を基礎から先端まで,系統的に学ぶことができます。多くの科目からどれを選択するかは,ご自分で主体的に決めることができます。入学されたこの時点で,何を学びたいのかをしっかりと考えてください。学習計画を立てることが大切です。われわれ教職員は,みなさん方への協力は惜しみません」と励ましました。

続いて,新入生を代表してKCGコンピュータ工学科コンピュータ工学コースに入学した上田さんが,「ICTの発達に伴い高度情報社会となった現代において,誰もが必要な情報を有効に活用できる,豊かで安全・快適な社会をつくり出すことが,私たちが志す情報技術者の使命だと考えます。私たちは本学において,先生方,先輩方のご指導のもと,理想の社会の実現に貢献するため,専門知識や技術とともに,『豊かな創造性』を養うことを目指して,日々成長できるよう,努力します」と力強く宣誓しました。

式典の後,参加者はオンライン上で少人数単位に分かれ,学生と教員の顔合わせや授業説明などが行われました。

新型コロナウイルス感染予防のためのKCGグループの対応

動画配信を通じて式辞を述べる茨木俊秀KCGI学長
動画配信を通じて式辞を述べる茨木俊秀KCGI学長
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