「豊かな自然と歴史を伝えたい」。KCGIの金さんが京都府名誉友好大使に

令和元年度(2019年度)の京都府名誉友好大使に選ばれたKCGI学生の金さん
令和元年度(2019年度)の京都府名誉友好大使に選ばれたKCGI学生の金さん

京都情報大学院大学(KCGI)学生の金さん(中国・上海出身)が,令和元年度(2019年度)の京都府名誉友好大使に選ばれ6月19日,京都市上京区の府民ホールで開かれた「京都府開庁記念日記念式典」の席上,任命状を受けました。府が開催する国際化推進行事への参加や留学生支援,出身地の中国など世界各地における京都PRが主な役割です。「自然が豊かで,歴史と最先端技術が融合した住みやすい京都が大好き」という金さんは「京都の魅力発信のため各種イベントに参加し,中国との懸け橋役となれるよう頑張りたいです。私の故郷の多くの人に,大好きな京都についてより深く知ってもらえれば」と抱負を語っています。

金さんは上海建橋学院 電子商務学科を卒業後,「日本の最先端ITを学びたい」と2018年10月,母校と提携関係にあるKCGIに入学しました。ERPのコンサルタント資格取得を目指す一方,農業IT分野にも関心を寄せ,日々勉学に励んでいます。2019年4月からはKCGIの学生会長に就任,学外でもマラソン大会など府や市が主催する各種イベントにボランティアとして積極的に参加しています。

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KCGIからのSAP認定試験合格者が150人突破!

KCGIからのSAP認定試験合格者150人目となった胡さん。藤原正樹教授からSAPジャパンの記念品を受け取りました。
KCGIからのSAP認定試験合格者150人目となった胡さん。藤原正樹教授からSAPジャパンの記念品を受け取りました。

ドイツSAP社のERP認定試験に合格した京都情報大学院大学(KCGI)の学生が累計150人を超えました。2005年に1人目が出た合格者は,その後順調に増え続け,2017年6月には100人目,そしてこのほど,中国からの留学生の胡さんが150人目に輝きました。これを記念して2019年6月19日,KCGI京都本校百万遍キャンパスの教室で,ERPプログラムに所属する学生やERP教育担当の教員が出席してセレモニーが行われました。胡さんの後も合格者が出て,同日現在では158人に達しています。

セレモニーでは,指導した上田治文教授から胡さんに記念品が贈られました。SAPジャパン(福田譲 代表取締役社長)からも記念品が贈られ,藤原正樹教授から手渡されました。胡さんは「本当にうれしいです。KCGIの先生にいろいろお世話になってERPを勉強し,日本のいい会社から内定をもらいました」と喜びを語りました。最後に藤原教授が「SAPの資格は今やグローバルスタンダードになっています。資格を取るのは出発点。これからも勉強し,早く一人前のコンサルタントになって,世の中に貢献してください」と激励しました。

ERP(Enterprise Resource Planning:企業資源計画)は,企業経営の基本的要素である「ヒト・モノ・カネ」の配分を最適化することで経営効率を高める計画手法です。SAP社のERPソフトウエアは多くの世界的企業に次々と採用され,同社のERPコンサルタント資格を持つ人材へのニーズは日増しに高まっています。

KCGIのERP教育は,経験豊富な教員が集まった強力布陣。入学当初のセメスターから計画的な講義・実習を実施して,SAP社認定試験合格を目指します。日本でもSAP ERPを導入する企業が増え続け,このERPコンサルタントの資格は就職への強力な武器になっています。これまでの合格者は軒並み就職を実現させ,一部上場企業に採用された人も20人を超えるなど,国内外の企業でIT分野をけん引するリーダーとして活躍しています。体系的にSAP ERP教育を行っている大学は日本ではKCGIのみです。次は200人目の合格者を目指しSAP ERP教育に力を入れていきます。

上田治文教授から記念品を贈られる胡さん。
上田治文教授から記念品を贈られる胡さん。
ERPプログラムに所属する学生と担当教員らが記念撮影。
ERPプログラムに所属する学生と担当教員らが記念撮影。
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KCGでの京情協 新入社員向け研修が終了しました

KCGグループでの研修を終え修了証書を受けとる京情協新入社員の研修生
(2019年6月18日,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト)
KCGグループでの研修を終え修了証書を受けとる京情協新入社員の研修生 (2019年6月18日,KCG京都駅前校・KCGI京都駅前サテライト)

京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校・京都情報大学院大学(KCGI)京都駅前サテライトを会場にした一般社団法人 京都府情報産業協会(京情協)の会員企業の2019年度新入社員向け研修が, 6月18日終了し,修了式と懇親会が執り行われました。

京情協は,KCGグループ長谷川亘統括理事長が会長を務める業界団体で,ITを利活用して京都府民の生活向上に寄与することを目的としています。研修は4月10日から始まり,会員企業4社から24人の新入社員が参加,KCGグループ教員の指導で,社会人としてのマナー研修とともに,プログラミング実習やデータベース実習などのIT関連の専門技術など,294時間の研修を積んできました。

5月半ばからは4人1チームで,社員紹介システム,診察予約システム,映画館予約システム,電車経路案内システム,レシピ紹介システム,書籍レビューシステムの6つのアプリケーション開発に当たり,最終日には,研修生の所属先企業の上司の方々にも出席していただき,その成果を披露しました。修了式では髙橋豊KCGグループ キャリアセンター長が研修生一人ひとりに修了証書を授与,その後には懇親会も開かれ,これからの実社会での活躍に期待を膨らませていました。

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「救急災害医療」の特別授業を実施,第一人者の志馬先生から学びました!

京都コンピュータ学院(KCG)は,応用情報学科医療情報コース,医療事務学科の学生が受講する「医学・医療総論」,「臨床医学概論」の講義の一環として2019年6月6日,京都駅前校で,日本の救急医学・集中治療医学分野の第一人者である志馬伸朗(しめ・のぶあき)先生による「救急災害医療」の特別授業を実施しました。

志馬先生は,日本の救急医学,集中治療医学分野の第一人者であり,京都府立大学附属病院,国立京都医療センターにて救急・集中医療分野の専門医として活躍され,現在,広島大学大学院救急集中治療医学教授かつ広島大学病院高度救命救急センター長を務めておられます。

講義は,過去にテレビ放映され話題となった医療ドラマの紹介から始まり,救命救急領域がER(救急医療),ICU(集中治療),DMAT(災害医療),病院前治療の領域に分類されること,救命医の仕事,救命救急センターと高度救命救急センターの違いなどをビデオやスライドを交えて,丁寧にわかりやすく説明されました。また,救命の連鎖(通報→一次救命処置→二次救命処置と治療)では,第一発見者による一次救命処置(最初の10分間の蘇生処置)が最も重要であることを力説されました。

最後に,日本の救急医療の現状と問題について説明され,今後の日本の救急医療制度(特に高齢者の救急救命医療)は国民全員で考え直す必要があるとの問題提起がされました。救急医療という私達にとっても身近で興味深い講義とあって,学生たちも真剣に聴き入っていました。

広島大学 救急集中治療医学
https://home.hiroshima-u.ac.jp/kyukyu/

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KCGも主催・出展,インディーゲームの祭典「BitSummit」が開催されました

大勢の来場者でにぎわった第7回「BitSummit 7 Spirits」会場
大勢の来場者でにぎわった第7回「BitSummit 7 Spirits」会場

国内外のクリエイターやゲーム会社が集って,新作ゲームを展示する日本最大のインディーゲームの祭典,第7回「BitSummit 7 Spirits」が2019年6月1日(土),2日(日)の両日,京都市勧業館・みやこメッセで開かれ,京都コンピュータ学院(KCG)は主催者団体として運営に参加,KCGブースでは,学生ゲーム開発サークル『FRISK』の作ったゲーム『Duel Up!!!』と『天界のうさぎ』を公開して,大勢のゲームファンに最先端のIT教育を展開している本学の取り組みをアピールしました。

また,5月に開催された,学生対象のゲームジャム(短期集中型ゲーム制作イベント)で,KCG学生の稲尾さん(ゲーム学科),長瀬さん(ゲーム開発学科),清水さん(ゲーム学科)の3人が,京都精華大学の3人の学生と共に制作したゲーム『(DIS)APPEAR~きえる。きえない。~』が優秀賞に選ばれ,表彰式も同会場で行われました。

今回のイベントには,選考を通過した各種の独創的なゲームに加えて,任天堂,ソニー,マイクロソフト,グーグルなどの大手企業も出展,開発中やリリースされたばかりのタイトルは100点を超え,2日間で過去最高の1万5千人超が来場,大盛況となりました。KCGは主催者団体として学生約60名と教職員がスタッフとして参加,学生は黄色のユニフォームを着て展示ブースのアテンド,会場受付,誘導・警備などを担当,熱心な働きぶりは出展企業からも好評で,サミットの運営を支えました。

業界最前線のゲームを来場者は楽しみました
業界最前線のゲームを来場者は楽しみました
KCGもブースを出展,最先端のIT教育をアピール
KCGもブースを出展,最先端のIT教育をアピール
KCGサークル『FRISK』の開発したゲーム『Duel Up!!!』も人気
KCGサークル『FRISK』の開発したゲーム『Duel Up!!!』も人気
表彰式でスピーチする稲尾さん
表彰式でスピーチする稲尾さん
開発したゲームが優秀賞を受賞したKCG学生の(左から)稲尾さん,長瀬さん,清水さん
開発したゲームが優秀賞を受賞したKCG学生の(左から)稲尾さん,長瀬さん,清水さん
イベントを支えたKCGの学生と教職員で記念撮影
イベントを支えたKCGの学生と教職員で記念撮影

〈訃報〉 藤井 由美先生(旧姓・中川)が永眠されました

京都コンピュータ学院の元 洛北校および前 鴨川校校長で,京都情報大学院大学教授の藤井 由美先生(旧姓:中川)が2019年5月31日,ご逝去されました。65歳でした。故人のご冥福を心よりお祈りするとともに,謹んでお知らせいたします。

通夜と葬儀はご家族のみで営まれるとのことです。

藤井先生は大学卒業後の1978年に京都コンピュータ学院に入校して以来,学生の就職や生活指導などに尽力されてきました。洛北校,鴨川校校長のほか,Office of Student Services部長を歴任,京都情報大学院大学では教授として,キャリアデザイン論の講義を担当していました。

藤井先生は学生や他の教職員からの信頼が厚く,慕われていました。KCGグループの発展に多大なる貢献をしていただいたことに,心よりお礼申しあげるとともに,安らかなご永眠をお祈りいたします。

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