50周年記念CD発表と「.kyoto」運用開始を祝うコンサートを開催

KCGグループの創立50周年記念CDアルバム「MU∑A」の発表と,本学が管理運営事業者(レジストリ)を務める地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」(ドット京都)の運用開始を記念したコンサートが2014年10月10日,京都コンピュータ学院6階大ホールで開催され,エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のメインボーカリストで,本学教授のニッツァ・メラスさんが「MU∑A」にしたためた歌を披露しました。コンサートは,学生たちが中心となって企画,演出し,ITによる舞台芸術創出を実現させました。この日は学外からも大勢の方が訪れ,ニッツァさんの澄み切った歌声や学生たちの若い感性による演出を堪能した様子でした。KCGグループはこのコンサートで,あらためて創立50周年を祝うとともに,次なる時代に向けてさらなる飛躍を誓いました。

披露したのは「Se Thelo」,「Cauda Pavonis」のほか,2013年6月1日に国立京都国際会館で開催された京都コンピュータ学院(KCG)創立50周年・京都情報大学院大学(KCGI)創立10周年創立記念式典のオープニングを飾った「Jupiter」など12曲。ドラムスはGeorge Nishigomiさん,キーボードは安部潤さん,ベースは川崎哲平さん,二胡・コーラスは野沢香苗さんが担当。途中,KCGの学生が作ったイメージ映像が映し出され,ハーモニーに花を添えました。この映像は,学生たちがニッツァさんとミーティングを重ね,「MU∑A」から2曲を選んで歌詞を翻訳し,イメージを議論してストーリーをつくり上げたうえ,演出,撮影,出演,大道具や小道具の製作,編集などすべてを学生自らが担当した力作です。コンサートの途中,学生の代表が制作のエピソードを披露しました。また,フィナーレでは学生のコーラスグループが加わり,コンサートはクライマックスに達しました。訪れた人はニッツァさんの歌に聞き入り,大きな拍手を送っていました。

コンサートの後は京都駅前校6階ラウンジでパーティーが開かれ,長谷川亘KCGグループ統括理事長がお越しいただいた方々にごあいさつを申しあげた後,京都大学情報環境機構長・学術情報メディアセンター教授の美濃導彦先生,京都府商工労働観光部ものづくり振興課長の森木隆浩様より祝辞をいただきました。この後,ニッツァさんや出演者を囲んで歓談。席上,ニッツァさんは「学生や教職員のみなさんとでつくり上げたコンサートです。私自身,とても幸せな時を過ごせました」と話しました。

ニッツァさんは,ボーカリストのほか,CMやゲームキャラクターの吹き替えとしても活躍しています。KCGのC学系(コンピュータサイエンス学系)の情報処理科に2014年度新設したIT声優コースの授業を担当。自らの活動の場でITが駆使されていることを紹介しながら発声法などを指導しています。同コースの学生のほか,他学科,KCGIの学生も受講し,歌やアニメのアフレコなどを通じて,音のデジタル処理に関する理解を深めてもらっています。

コンサート開催の趣旨のひとつである,本年度中に運用を開始する「.kyoto」は現在,優先登録プログラム「ファウンダーズプログラム」を京都府内の団体・企業に案内しています。「.kyoto」は,京都にゆかりのある方々のための,公益性・公共性を重視した高い信頼性を保持するドメインとして,「京都」ブランドの一層の向上を目指しています。今後,京都府などとの連携のもと,公的機関をはじめ府内の多くの企業や学校,個人の皆様に利用いただき,京都府の産業の活性化等,地域貢献につながるよう努めていきます。

 KCGグループの創立50周年記念CDアルバム「MU∑A」の発表と,「.kyoto」の運用開始を記念したコンサートで熱唱するニッツァ・メラスさん
KCGグループの創立50周年記念CDアルバム「MU∑A」の発表と,「.kyoto」の運用開始を記念したコンサートで熱唱するニッツァ・メラスさん

「理想の情報化社会の実現に貢献したい」 KCG,KCGI 2014年度後期入学式

京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI)の2014年度後期入学式が9月30日(火),KCG京都駅前校6階ホールで挙行され,これからのIT業界を担う多くの人材が新たにKCGファミリーに仲間入りしました。

入学者全員でKCGグループの50年以上にわたる沿革ビデオを見た後,長谷川亘KCG・KCGI統括理事長が式辞。「近年ITは,従来からのエレクトロニクスやネットワーク,ゲーム,デザインといった分野のほか,自動車や家電など私たちの身近にあるもの,さらには船舶,農業など,あらゆる分野へと裾野を広げています。すなわち,社会全体,あらゆる産業で情報処理技術者が必要とされているということなのです」とし,「新入生の皆さんは,隣に座る友人たちと切磋琢磨してコンピュータ,ITの勉学を進めながら,将来についての考えを巡らせてください。優秀な卒業生たちに続いて,自身の進むべき道を切り拓いていってください。そのために,本学の教職員は,全力でバックアップします」と激励しました。本学の教育理念や,「.kyoto」事業,コンテンツビジネス関連教育の充実といったKCGグループの次代に向けた数々の取り組みも紹介しました。

続いて茨木俊秀KCGI学長は「本学は,単に知識を吸収するだけでなく,人との直接交流によって皆さんの人生にとって大切な何かを獲得する場を提供したい」と強調し「現在求められているのは,ICTの新しい応用を見いだすことができる人材。旺盛な好奇心とフレッシュなイマジネーションを失わず,新しいことにチャレンジしていってください」と新入生たちにメッセージを送りました。

これを受け,新入生を代表してKCGIに入学した村上晃崇さん(近畿大学出身)が「私たちは,理想の情報化社会の実現に貢献するための専門知識および技術とともに,『豊かな創造性』を養うことを目指して,多くの仲間たちとともに日々成長していくよう努力します」と力強く宣誓しました。新入生たちはKCGグループの一員として新たな一歩を踏み出しました。

入学生の皆さん,おめでとうございます。

KCG京都駅前校6階ホールで挙行されたKCG,KCGI2014年度後期入学式(9月30日)
KCG京都駅前校6階ホールで挙行されたKCG,KCGI2014年度後期入学式(9月30日)
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中村真規KCGI教授が経済産業大臣賞を受賞

中村教授
中村真規教授

高度IT人材の育成やITの研究や開発に先導的な役割を果たして成果を上げたとして,中村真規 京都情報大学院大学(KCGI)教授・札幌サテライト長(株式会社デジック社長,一般社団法人北海道情報システム産業協会会長)が,平成26年度(2014年度)情報化促進貢献個人等表彰の経済産業大臣賞に輝きました。10月6日,東京・千代田区の丸ビルホールで開かれる表彰式で受賞します。中村教授,おめでとうございます。KCGグループにとっても大変名誉なことです。

国が定める情報化月間(10月)の関連行事として,経産省のほか総務省,文部科学省などが毎年,個人や企業を表彰しています。

中村教授は,社団法人北海道ソフトウェア協会や北海道ソフトウェア事業協同組合の設立に参画して地域情報産業の発展の先導役を果たしたほか,「サッポロバレー」の礎となった「札幌テクノパーク」造成にも関与し,札幌が情報処理産業の集積地として確固たる地位を築くことに貢献しました。従業員が健康で安心して働ける環境を構築するために「北海道コンピュータ関連産業健康保険組合」を設立し,現在に至るまで理事長を務めています。

さらに,一般社団法人全国地域情報産業団体連合会(ANIA)の会長を7年間務め,全国の都道府県情報産業関連団体のトップとして地方・中小の情報化促進を牽引。経産省をはじめとする他省庁や外郭団体の委員を数多く歴任し,地方・中小のみならずわが国の情報化促進に尽力しました。現在は一般社団法人北海道情報システム産業協会の会長に就いています。

2012年4月には,KCGI札幌サテライトをデジック社内に開設するのと同時に教授・サテライト長に就任。長年の経験を生かして地方・中小企業のIT企業経営をテーマとする「IT企業実践論」などの講義を担当し,後進の育成に力を入れています。KCGグループの学生たちは,中村教授から今後,さまざまなことを学ぶ機会があるでしょう。

経済産業省Webサイト
http://www.meti.go.jp/press/2014/09/20140926003/20140926003.html

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50周年記念CD発表,「.kyoto」運用開始を記念しコンサート

KCGグループは2014年10月10日(金)午後6時から,京都コンピュータ学院京都駅前校6階大ホールで,創立50周年記念CDアルバム「MUΣA」の発表と,本学が管理運営事業者(レジストリ)を務める地理的名称トップレベルドメイン「.kyoto」(ドット京都)の運用開始を記念したコンサートを開催します。エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のメインボーカリストで,本学教授のニッツァ・メラスさんが「MUΣA」にしたためた歌を披露します。入場は無料です。音響効果が西日本有数の素晴らしさと評価され,クラシック・コンサートも頻繁に開催される同ホールで,ニッツァさんのメロディーを楽しんでみませんか!

2013年,京都コンピュータ学院(KCG)は創立50周年を,京都情報大学院大学(KCGI)は創立10周年を迎え,6月1日には国立京都国際会館において,創立記念式典を盛大に執り行うことができました。ニッツァさんは,この創立記念式典のオープニングを飾ったほか,式典後の祝賀会でも歌声を響かせました。 

また,「.kyoto」は,いよいよ本年度中に運用を開始する見込みとなり,現在,「.kyoto」の優先登録プログラムでありますファウンダーズプログラムを京都府内の団体・企業に案内しています。「.kyoto」は,京都にゆかりのある方々のための,公益性・公共性を重視した高い信頼性を保持するドメインとして,「京都」ブランドの一層の向上を目指しています。今後,京都府などとの連携のもと,公的機関をはじめ府内の多くの企業や学校,個人の皆様に利用いただき,京都府の産業の活性化等,地域貢献につながるよう努めています。

今回のコンサートで「MUΣA」を歌うニッツァ・メラスさんは,ボーカリストのほか,CMやゲームキャラクターの吹き替えとしても活躍しています。KCGのC学系(コンピュータサイエンス学系)の情報処理科に2014年度新設したIT声優コースの特別授業を担当。自らの活動の場でITが駆使されていることを紹介しながら発声法などを指導しています。同コースの学生のほか,他学科,KCGIの学生も受講し,歌やアニメのアフレコなどを通じて,音のデジタル処理に関する理解を深めてもらっています。

Nitza Melas(ニッツァ・メラス)
http://www.nitzamusic.com/

多言語を操り,世界各地で聴衆を魅了してきたカナダ・モントリオール生まれのシンガーソングライター。各国でサーカスやミュージカルなどの公演を続けるエンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」のメインボーカリスト3人のうちのひとり。そのうち自らが作詞作曲した歌が,シルク・ドゥ・ソレイユのショーに採用されたのは,ニッツァのみで,事実上,同集団のトップ歌手といえる。レーベル(レコード会社)には属さず,歌,作詞作曲のみならず,グラフィックデザイン,プロモーション,販売まですべてをこなす。2013年より本学教授。

KCGで授業を担当するニッツァ・メラスさん
KCGで授業を担当するニッツァ・メラスさん
ニッツァ・メラスさんは,KCG50周年・KCGI10周年記念式典のオープニングや祝賀会のライブで熱唱しました=2013年6月1日
ニッツァ・メラスさんは,KCG50周年・KCGI10周年記念式典のオープニングや祝賀会のライブで熱唱しました=2013年6月1日

「京まふ」を共催 イベントに多くの方がお越しくださいました!

KCGグループ(京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学等)が共催する「京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)2014」(同実行委員会・京都市主催)は9月20日(土),21日(日)の両日,京都市勧業館(みやこめっせ)を中心に開かれ,京都市内外から大勢のマンガ・アニメファンが訪れ,にぎわいました。KCGグループは,「みやこめっせ」会場にブースを出展し,KCGマスコットキャラクター「きょこたん」グッズのガチャ設置やライブペインティングを実施。さらに,京都コンピュータ学院 京都駅前校では,中高校生の声の祭典・全日本声優コンテスト「声優魂」の京都大会の決勝審査や,文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した森見登美彦原作のTVアニメ「有頂天家族」の上映会および声優・能登麻美子さんらを招いてのトークショーなど,さまざまな関連イベントを開催し,大勢の方にお越しいただきました。また,「京まふ」イベント公式ガイドブックの企画編集制作もKCGグループが担当し,好評でした。

20日に「みやこめっせ」で開かれたオープニングセレモニーでは,主催者である京まふ実行委員長の松谷孝征 NPO法人映像産業振興機構理事長(株式会社 手塚プロダクション代表取締役社長)と門川大作 京都市長,共催するKCGグループの長谷川亘 統括理事長らが登壇し,あいさつや鏡割りで開幕を祝いました。

「みやこめっせ」のKCGブースには,特大の「きょこたん」をあしらい出迎えました。「きょこたんガチャ」は,きょこたんのクリアファイルやステッカー,缶バッチが当たるとあって,ファンの長い列を作りました。ライブペインティングは,「マグダラで眠れ」(電撃文庫),「高校生魔王の決断」(ガガガ文庫),「スクールデモクラシー!」(講談社ラノベ文庫)などライトノベルのイラストに加え,「TOHO MEGANE」の眼鏡デザイナーとしても活躍中の鍋島テツヒロさんが担当。オリジナルのきょこたんを描き上げ,ブースに訪れた大勢の方々を魅了しました。そのほか,YouTubeで放映中のCMや,京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学を紹介するDVDなどを流し,PRしました。

鏡割りで京まふの開幕を祝う主催者ら。左端は共催するKCGグループの長谷川亘 統括理事長
鏡割りで京まふの開幕を祝う主催者ら。左端は共催するKCGグループの長谷川亘 統括理事長
KCGブースには大勢の方にお越しいただきました(みやこめっせ)
KCGブースには大勢の方にお越しいただきました(みやこめっせ)
鍋島テツヒロさんのライブペインティングに,訪れた人は熱視線(みやこめっせ)
鍋島テツヒロさんのライブペインティングに,訪れた人は熱視線(みやこめっせ)


・関連イベント

声優魂in京まふ

「声優魂」本大会の京都大会の決勝審査(京まふ実行委員会主催,KCGグループ協力,京都新聞社,NHK京都放送局後援)が20日,KCG京都駅前校大ホールで開かれ,京都市内をはじめ近畿各地からの150名以上の応募者のうち,予選を通過した23名が臨みました。「声優魂」本大会 声優部門審査長で一般社団法人 国際声優育成協会理事の百田英生氏や,京都市交通局,京まふ事務局,KCGグループの関係者のほか,ゲストとしてアニメ「けいおん」の「平沢 憂」役をはじめゲームやラジオで幅広く活躍する声優の米澤円さんが審査員を務めました。

一人ひとりによる朗読と,3人ひと組による読み合わせ審査があり,出場者は緊張しながらも,若い力と感性を存分に発揮していました。

この後,会場を「みやこめっせ」に移して結果発表と表彰式が行われました。最優秀賞に輝いた方は11月に東京で開催される本大会決勝への出場権を獲得。特別賞のうち3人は,α-station(FM京都)特別企画番組ニッポン放送のラジオ番組のメインパーソナリティを,同じく特別賞の別の3人は,京都市交通局キャラクター(太秦萌・松賀咲・小野ミサ)の声優を務めてもらうことになっています。

「声優魂」京都大会の決勝審査に臨む声優を目指す「卵」たち(KCG京都駅前校大ホール)
「声優魂」京都大会の決勝審査に臨む声優を目指す「卵」たち(KCG京都駅前校大ホール)
最優秀賞に輝き,満面の笑み。ほかに特別賞6人も選ばれました(みやこめっせ)
最優秀賞に輝き,満面の笑み。ほかに特別賞6人も選ばれました(みやこめっせ)

2014ミス京まふ 都萌ちゃんコンテスト

京まふなど京都市の各種イベントの広報大使を選ぶ「2014ミス京まふ 都萌ちゃんコンテスト」(京まふ実行委員会主催,KCGグループ後援)の本選考が20日みやこめっせで開かれ,7人が審査に臨みました。

都萌ちゃんは,京まふのマスコットキャラクターとして愛されています。

7人は自己紹介や,好きな「京都言葉」などを披露して,アピールしました。

グランプリ1名(賞金5万円)と準グランプリ2名を決定。グランプリに輝いた方は,都萌ちゃんの着物衣装で1年間活動します。

「2014ミス京まふ 都萌ちゃんコンテスト」の審査風景(みやこめっせ)
「2014ミス京まふ 都萌ちゃんコンテスト」の審査風景(みやこめっせ)

「有頂天家族」トーク&上映会~弁天セレクション~

TVアニメ「有頂天家族」から,物語のキーとなる「弁天様」に関係する番組を選んでの上映会と,声優や作家,監督,プロデューサーによるトークショー(KBS京都主催,KCGグループ共催)が21日,KCG京都駅前校 大ホールで開かれ,大勢の「弁天ファン」が詰め掛けました。

計7本を上映。その後,弁天役の声優・能登麻美子さん,吉原正行監督,堀川憲司プロデューサーに,スペシャルゲストとして原作者の森見登美彦氏を加えてのトークショーが開かれました。

能登さんは「弁天」の役づくりについて「悪女のようでもあり,ときには天真爛漫で,女の子らしくもある弁天。いろいろな演じ方があるので,役づくりが進む中で勉強していきました」と話しました。吉原監督は「弁天をはじめ,どのキャラクターもこちら側から設定をせず,役者(声優)さんがストーリーを読んで受け取ったままの演じ方をしてもらいました」と披露。堀川プロデューサーは「第1話の放映は終了しましたが,続編が,どのような形で作られてくるのか楽しみ」と話すと,森見氏は「第2話は間もなく書き上がります。来年早々には放映できると思いますので,楽しみにしてください」と述べ,会場のファンを喜ばせました。

トークを繰り広げた左から堀川プロデューサー,吉原正行監督,原作者の森見登美彦氏,弁天役の能登麻美子さん,MCの三崎智子KBSアナウンサー(写真提供:「有頂天家族」製作委員会)
トークを繰り広げた左から堀川プロデューサー,吉原正行監督,原作者の森見登美彦氏,弁天役の能登麻美子さん,MCの三崎智子KBSアナウンサー(写真提供:「有頂天家族」製作委員会)

「犬神さんと猫山さん」コメンタリー上映会

KBS京都などで放映された5分間アニメ「犬神さんと猫山さん」の声優「杜松 美希音」役・堀野紗也加さんと,「鳥飼ひばり」役・山崎エイリさん出演によるコメンタリー上映会(KBS京都主催,KCGグループ協力)が21日,KCG京都駅前大ホールで開かれました。映像を見ながら,堀野さんと山崎さんは,シーンごとの思い出や裏話を披露し,訪れたファンを楽しませました。

「摩天楼オペラ」のキーボード担当・彩雨さんが公開講座

KCGグループは,若者らに人気のビジュアル系バンド「摩天楼オペラ」のキーボード担当で,本学客員教授の彩雨(あやめ)さんを招き,公開講座「音楽とテクノロジー ~未来のライフスタイルを探る~」(3回シリーズ)を開講します。またほかにも,「天元突破グレンラガン」で有名なガイナックスの取締役製作本部長で京都情報大学院大学(KCGI)教授の武田康廣氏による「アニメ企画・製作・プロモーション特論」など,さまざまなジャンルのユニークでかつスキルアップにもつながる8講座を公開します。ぜひ受講してください。
公開講座のページ

彩雨さんが担当する「音楽とテクノロジー ~未来のライフスタイルを探る~」は,①=「音を携帯する時代」。オルゴールやレコード等,音を記録・再生するメディアの誕生。11月15日(土)午前11時10分~午後4時40分 ②=電子楽器,シンセサイザーの誕生から,未来の楽器について。12月7日(日)午後4時50分~同6時20分 ③=作曲から販売まで,音楽ビジネスに関わるテクノロジーの舞台裏について。12月21日(日)午前11時10分~午後4時40分-が主な内容です。受講料は各回1,000円。KCGI札幌サテライト,東京サテライトにも配信します。

彩雨さんは,2014年4月14日,KCG京都駅前校6階大ホールで開かれたKCG創立50周年トークライブに出演。その際に,▽父親が音響機器に関するエンジニアだった関係で,家にはさまざまな機材があったこと,▽そのような環境も手伝って中学時代にDTM(デスクトップ・ ミュージック)を始め,さらには持っているCDをデータベース化し,検索できるシステムをつくったこと,▽慶應義塾大学 環境情報学部(SFC)時代には情報関連についても学び,このころにバンドを結成して音楽活動を始めたこと,▽その後,ITを活用した音楽活動を続けてきたこと-など自らを紹介。KCGの学生ら訪れた人に「学校で学ぶのは技術ではありません。技術や知識は自分で学び身につけるものです」と強調し,「学校で先生から教わるのは,知識をどう使うのかです。知識を知恵にする方法を教えてもらうのです。PC1台あれば,だれでも変革が起こせます。大ヒットのヒントは,ふとしたところに眠っているので,学生の皆さんは,面白い発想で,斜め上から世の中を切り取って,変革をもたらしてください」とメッセージを送りました。

京都情報大学院大学 公開講座
http://www.kcg.edu/curriculum/extension/

KCG50周年記念トークライブで,音楽とITについて語る人気バンド「摩天楼オペラ」の彩雨さん=2014年4月14日,KCG京都駅前校6階大ホール
KCG50周年記念トークライブで,音楽とITについて語る人気バンド「摩天楼オペラ」の彩雨さん=2014年4月14日,KCG京都駅前校6階大ホール
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メディア・マジック社とKCGとのコラボCMが完成しました

(株)メディア・マジック社の「きょこたん」
(株)メディア・マジック社の「きょこたん」

コンテンツ配信,システム開発などを手がける株式会社メディア・マジック(本社札幌市中央区)とKCGグループのコラボレーションによるYouTube用のCMが完成しました!公開します。

メディア・マジック社の里見英樹代表取締役は,京都情報大学院大学(KCGI)教授で,主に札幌サテライトで,「IT企業実践論」の講義を担当しています。

kcg.edu mediamagic

エグゼクティブプロデューサー:里見英樹
プロデューサー:堀川敦史
アシスタントプロデューサー:樋原猛己
監督:吉田圭佑
演出・作画・編集:水野千明
モーション:末藤麻紀
背景:嶋村未久
着色:荒木隆弘
音楽:FIXE
声:原 百恵
アニメーション制作:株式会社メディア・マジック

メディア・マジック版CM
http://www.kcg.ac.jp/kyocotan/

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海外コンピュータ教育支援活動で贈ったPCがマラウイに到着

KCGグループが長年取り組んでいる海外コンピュータ教育支援活動(IDCE)の一環としてマラウイ共和国に贈ったデスクトップパソコン50台が無事到着したと,このほど同国駐日大使館より連絡がありました。同国のIT教育推進に役立ててほしいと願っています。

2013年11月1日に京都コンピュータ学院(KCG)の京都駅前校6階ホールで開催した京都情報大学院大学(KCGI)創立10周年記念式の席上,マラウイ共和国へのコンピュータ贈呈式を実施,駐日マラウイ共和国大使館のローズマリー・カンユカ次席公使に長谷川靖子KCG学院長から目録を手渡し,その後発送などの手続きを踏んできました。贈呈式でローズマリー次席公使は「マラウイ共和国ではコンピュータ不足が深刻で,IT教育が十分に進められないという課題があります。寄贈を受けることで,わが国のIT教育の進展が期待されることはもちろん,若者がインターネットを通して世界中の出来事を知ることができるようになります。KCGにあらためて感謝するとともに,今後も協力関係を続けていけることを望んでいます」とお礼を述べました。

マラウイ共和国へのコンピュータ寄贈は,1998年のデスクトップおよびノートパソコン222台,2009年のデスクトップ15台に続く第3次支援となります。

IDCEは,1989年にKCGグループが開始した発展途上国のコンピュータ教育を支援するプロジェクトです。学院で使用したパソコンを途上国に寄贈し,これを利用して,途上国のコンピュータ・リテラシー教育の開発・浸透を現地教育省・科学技術省との協力において図ろうとするボランタリー活動で,パソコンの寄贈に合わせ,研修生の受け入れ,専門家の派遣などを続けています。現在まで寄贈パソコン台数は3000台以上。支援対象国はタイ,ガーナ,ポーランド,ケニア,ジンバブエ,ペルー,スリランカ,中国,ブルネイ,マラウイ,ナイジェリア,モンゴル,キルギス,ボスニア・ヘルツェゴビナ,エリトリア,タンザニア,ウガンダ,モザンビーク,サウジアラビア,メキシコ,ミャンマー,パプアニューギニアの,合わせて23ヵ国に及びます。2006年には,それらの活動が評価され,国連の専門機関の一つである財団法人日本ITU協会(国際電気通信連合)から長谷川靖子学院長が「国際協力特別賞」を受賞しました。

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