年別アーカイブ: 2014年
12月14日にオープンキャンパスを開催しました
〈訃報〉元京都コンピュータ学院理事,元洛北校校長 植原啓之先生
京都コンピュータ学院(KCG)の黎明期より,学校の運営に尽力された元京都コンピュータ学院理事,元洛北校校長の植原啓之先生が11月26日,ご逝去されました。86歳でした。ここに謹んでお知らせいたします。葬儀は身内で執り行われたとのことです。
植原啓之先生のKCGグループ発展への長年にわたる多大なご貢献に深く感謝いたしますとともに,安らかなご永眠をお祈りいたします。
11月22日にオープンキャンパスを開催しました
オープンキャンパス(体験入学)を11月22日に開催しました。
摩天楼オペラ 彩雨さんが音楽とテクノロジーを語る
KCGI(京都情報大学院大学)公開講座(後期)のメニューのひとつ,人気ビジュアル系バンド「摩天楼オペラ」のキーボード担当・彩雨さん(京都コンピュータ学院・京都情報大学院大学 客員教授)による講義「音楽とテクノロジー 未来のライフスタイルを探る」シリーズが2014年11月15日より,KCGI京都本校で始まりました。
初回のテーマは「音を携帯する」。彩雨さんは,オルゴールや蓄音機の時代から現在の携帯音楽プレイヤーや携帯電話にいたるまで音楽を記録して再生する技術について話しました。彩雨さんはミュージシャンの立場から常にテクノロジーの進化に興味を持っており,それがどんな意味を持つかということを主眼にして説明しました。休憩を挟みながら4時限という長時間の講義でしたが,受講した学生からは「丁寧で,コンテンツ量やカバー範囲の広さから全く飽きない良い授業だった。」という感想が聞かれました。
なお,この講義の1時限目は公開講座として開催され,京都情報大学院大学札幌サテライトおよび東京サテライトにも配信されました。
彩雨さんによる講義は12月7日に「電子楽器,シンセサイザーの誕生から,未来の楽器」,12月21日に「音楽ビジネスに関わるテクノロジーの舞台裏」を予定しています。
京都情報大学院大学 公開講座
http://www.kcg.edu/curriculum/extension/
「e-Learning Awards」でKCGグループの学習管理支援システムを紹介
eラーニングを活用した人材教育や組織戦略の現状と未来を語り合う専門フォーラム「e-Learning Awards 2014フォーラム」が2014年11月12-14日の3日間,東京・御茶ノ水ソラシティ カンファレンスセンターにて開催され,江見圭司 京都情報大学院大学(KCGI)准教授が「国際化・多言語化そして数式表示に取り組むLMSの利用」と題して講演し,京都コンピュータ学院(KCG)を合わせたKCGグループの学習管理支援システムやそのコンテンツの国際化対応について紹介しました。
KCGグループは,大学が連合して合理的にIT化することによって教育の質向上と経営の効率化,固定化の削減を図る「ネットワークマルチバーシティ」を提案しています。対面授業も含めた全科目で,すべての教員がCMS,テレビ会議システム,コミュニケーションシステム,撮影室・撮影PCなどのeラーニングシステムを利用,さらには日本語・英語両方で講義や授業資料の提供を率先して実施しています。
江見准教授は,日本語・英語の両方で利用できる本学独自の学習管理支援システムKCG Information Network Galaxy-Learning Management Systemについて紹介し,デジタル化された授業コンテンツを2カ国語で提供する際,グローバルな視点からどのような配慮が必要かを話しました。
また,岡本 敏雄KCGI教授は,一般社団法人eラーニングアワードフォーラム運営事務局 理事会会長を勤め,運営を通じてMOOCと呼ばれる教育のオープン化,反転授業,テクノロジーを活用したEdtechなど教育分野の革新に尽力しています。
『e-Learning Awards 2014フォーラム』
http://www.elearningawards.jp/
11月9日にオープンキャンパスを開催しました
オープンキャンパス(体験入学)を11月9日に開催しました。
模擬店やカードゲーム大会,フリマ・・・イベント満載!「11月祭」を開催
京都コンピュータ学院(KCG)恒例の学園祭「11月祭」は2014年11月7日(金),8日(土),京都コンピュータ学院京都駅前校で開催され,KCGグループの学生のほか,近隣住民のみなさんなどが集い,にぎわいました。
多くの模擬店が並んだほか,ダンス発表会やカードゲーム大会,KCGグループのマスコットキャラクター「きょこたん」グッズの配布,フリーマーケット,学生の日ごろの勉強の成果を発表するコーナーなど,子どもから大人まで楽しめる盛りだくさんの内容で,学生による手づくりの学園祭となりました。
「ウェアラブルはファッション性の追求がカギ」京情協講演で杉本氏
京都コンピュータ学院(KCG)に事務局がある一般社団法人 京都府情報産業協会(会長:長谷川亘 京都コンピュータ学院・京都情報大学院大学 統括理事長)の2014情報化月間協賛・京都情報化セミナー(京都府中小企業技術センター共催,公益財団法人 京都産業21・財団法人 京都高度技術研究所・京都商工会議所・ITコンソーシアム京都後援)が2014年10月28日,KCG京都駅前校6階ホールで開かれ,株式会社 ブリリアントサービス代表取締役で日本ウェアラブルデバイスユーザグループ コアスタッフの杉本礼彦氏が「これからのウェアラブルコンピュータ 〜MIRAMAが作る未来とクリエイティブ」と題して話しました。同協会会員やKCG,KCGIの学生,一般の人たちが聴講しました。
杉本氏は自己紹介を兼ねて,自らが立ち上げた会社の歩みをたどった後,本題に入り,ウェアラブルコンピュータとして既に登場している「グーグルグラス」や「アップルウォッチ」などについて検証。いずれもファッション性についてまだ評価が低いとし「バッテリーの問題があって,まだサイズが大きく,ファッション性を損ねてしまっています。ただ近い将来,スマートフォンに代わりウェアラブルコンピュータの大きな市場が出現することを見越し,大手半導体業界やファッション業界が大いに注目しています」と説明しました。杉本氏の会社が開発したコンシューマー向けウェアラブルOS「MIRAMA」について,開発の経緯や将来展望を語りました。
また「コンピュータの進化は早く,業界の弱者(負け組)と強者(勝ち組)の入れ替えは早い」としたうえで,聴講した学生たちに対し「学生時代にぜひ起業を」と呼び掛けました。「会社経営をすると大変な人脈ができるし,若いというだけで力を貸してくれる場合も多い。たとえ失敗したところで失うものもさほど無く,学生時代にそのようなチャレンジをしたということが評価され,就職には困らないでしょう。コンピュータ業界には大きなチャンスが眠っています。大成功の可能性も十分あります」と強調しました。
小中学生がプログラミングに挑戦!
10月11日(土),25日(土)に,京都こどもモノづくり事業推進委員会,京都市教育委員会主催の「京(みやこ)少年モノづくり倶楽部」第10回講座「パソコン入門①〜プログラミングをしてみよう!〜」・第11回講座「パソコン入門②〜プログラムで動かしてみよう!〜」がKCG京都駅前校で開催されました。
当日は,講師を務める㈱キヤミー代表取締役会長 吉川直人氏の指導のもと,オリジナルの教育ボードを使用したプログラミング実習が行われました。吉川氏は,最初に子供たちに目を閉じるように指示して,ロボットが空を飛ぶプログラミングのイメージを話されました。想像力豊かな子供たちが,それぞれのイメージしたとおりにロボットを動かすことが最終的な目標です。
延べ6時間の実習を笑ったり悩んだりしながら,パソコン画面とにらめっこを続けていましたが,課題を与えて考える時間が多く取られた実習は,活気があり楽しい講座となりました。
多くの子供達はプログラミング初体験でしたが,最後は参加した全員がプログラミングを理解し,ロボットに見立てたプログラムを各自が完成させました。
25日は京都コンピュータ学院のコンピュータミュージアムも見学し,1960年代の大型コンピュータが,現代のスマートフォンの1/600万の性能であることを聞くと驚きの声をあげていました。興味津々に紙テープ媒体やIBM360に触れていた姿も印象的でした。
未来を担う子供たちが,今回の体験で世界を支えるITについて少しでも興味を持ってもらえるとうれしいですね。