KCGはこれまでに蓄えてきたITに関する知識と教育のノウハウを少しでも還元しようと,2010年3月25日,クラーク記念国際高等学校 京都キャンパス(京都市下京区仏光寺通新町東入糸屋町219)と学校間連携事業協定を結びました。両校が協定書にサインしました。
同キャンパスは,2010年度から各種の専門学校と連携しながら同キャンパス独自の「スキルアップ講座」開講を計画,5コースのうちのひとつコンピュータ分野を前・後期にわたってKCGが担当する予定です。授業は1~3年生合同で同キャンパスからの受講者数は約20人。週に一度,KCG京都駅前校を訪れ,最新のパソコン機器を使って学びます。
協定締結に際し,松下幸司 同キャンパス長(当時)は「過去3年間を振り返って生徒の進路を調べてみたら,コンピュータ関連への進学や就職が多くみられました。そのためスキルアップ講座の1部門を,KCGにお願いすることになりました」と説明。「KCGは歴史があり実績もある。本学から多くの卒業生が進学していることもあり,授業の開講を相談したところ,快く応じていただきました。受講している生徒たちは,最新の設備で思う存分,授業を楽しむ一方,KCGにはゲームやコンピュータグラフィックス,自動車制御など幅広いコンピュータの学問分野があると知り,多くの刺激を受けています」と話しています。
同キャンパスとKCGは,「単なるソフトを使いこなすだけでなく,実務社会で役立つスキル」修得を目指し,カリキュラムや授業内容の精査を続けていくことにしています。
【クラーク記念国際高等学校 京都キャンパス】
1992年,日本で6校目となる広域通信制高校として誕生。幼稚園から大学まで,学校を幅広く展開する創志学園グループが運営する。本校は北海道深川市に置き,校長はプロスキーヤーの三浦雄一郎氏。全国各地に60キャンパスがあり,総生徒数は1万人を超える。京都キャンパスは1998年に開設された。通学制の全日型コース,週1-3日コースと,在宅生(通信制)がある。