青海省大地震 故郷の被災者や復興に支援を!中国人留学生ら14日から街頭募金

2010年4月に発生し,大きな被害をもたらした中国・青海省大地震の被災者や現地の復興に少しでも役立ちたいと,グループ校の京都情報大学院大学(KCGI)の中国人留学生が5月14-16日の3日間,午前9時から午後6時ごろまで,京都市下京区の京都タワー界隈で街頭募金活動を実施いたします。みなさまのご協力をよろしくお願いいたします。

活動にはKCGIの中国人留学生15人ほどが参加します。寄せられた善意は,日本赤十字社を通じて,中国青海省玉樹チベット族自治州玉樹県に寄付することにしています。

報道によりますと,中国青海省海抜4000メートルの玉樹県で4月14日に発生した地震は震度7.1。死者は2000人以上,行方不明者は70人にのぼり,12000人を超える負傷者が出ているといいます。震源近くでは9割以上の家屋が倒壊し,電気関係や空港からの道路などにも大きな被害を受けました。民家1万5000軒が倒壊し,約10万人が住む家を失ってしまいました。

今回,リーダーを務める韓氷さん,金英さん(いずれもKCGI応用情報技術研究科ウェブビジネス技術専攻1回生)は「われわれは今,祖国を離れていますが,国のことを無視することはできません。一人の力では限られていますが,みんなの力を合わせれば,きっと少しでも現地の人たちを助けることができると思います。震災現場の方々とともに頑張りたいと思います」と街頭募金活動の意義と意欲を語っています。

多くの大学との提携や,留学生・教員相互派遣などで中国とのつながりが深いkcg.eduグループといたしましても,亡くなられた方へのご冥福をお祈りいたしますとともに,一日でも早い負傷者の回復,現地の復興を心より願っている次第です。今回の募金活動についても全面的にバックアップする所存です。