45周年祝う,次の時代へ新たな誓い 音楽会も彩り

京都コンピュータ学院創立45周年と,京都情報大学院大学創立5周年を祝う記念式典が11月1日午後1時から,京都駅前校6階ホールで開かれ,校友や現学生のほか京都市当局,交流のある各国大使館,大学,企業関係者らが出席して節目を祝いました。また,kcg.eduグループとして新しい高等教育機関創造に向け努力していくことを誓いました。

これまでの歩みを振り返るスライド上映の後,京都コンピュータ学院の長谷川統括理事長が式辞。これまでの支援に対し関係者にあらためてお礼を申しあげた後,本学の歴史を紹介しながら未来への展望について触れ「本学が2009年度から導入する『5学系18学科』体制は,旧来のアカデミックディシプリンを超えるための新しい挑戦。学校や教育に関わる既成概念はすべて捨て,大局的観点で時代の最先端を見据え,世界的視野を持って経済の発展と産業界の振興を担う優れた人材育成に努めていきたい」と述べました。

引き続き,門川大作・京都市長(坪内俊明・市総合企画局長代読),堀場雅夫・株式会社堀場製作所最高顧問,酒井利文・JICA大阪国際センター所長(代読)のほか,エリー・エリクンダ・エリネーマ ムタンゴ・タンザニア連合共和国特命全権大使,ワスワ ビリグア・ウガンダ共和国特命全権大使,江島義道・京都工芸繊維大学学長,ヤン・チャペック・パルドゥビッツェ大学経済・マネジメント学部副学部長から祝辞をいただきました。数多くの祝電も披露されました。

この後,会場をリーガロイヤルホテル京都に移し,記念祝賀会を開催。長谷川靖子・京都コンピュータ学院学院長があいさつした後,松本紘・京都大学総長による「一緒に45周年を祝いましょう」との乾杯の音頭で祝宴に入りました。各国の代表による祝辞やビデオレター紹介などのほか,タンザニア共和国の歌手・ベティ・エノックさんによるミニコンサートがあり盛り上がりました。また,出席した校友たちは,教職員を交えるなどして思い出話に花を咲かせていました。

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2日には京都駅前校6階ホールで記念音楽会があり,上村昇さん(チェロ),岸邉百百雄さん(ヴァイオリン),阿部裕之さん(ピアノ)の3人が,モーツァルトのピアノトリオ,シューベルトのアルペッジョーネソナタ,ベートーベンのピアノトリオ「大公」を演奏し,45周年に花を添えました。