つくば開成高等学校 京都校と連携,「ITコース」を担当

KCGは2010年4月1日,広域通信制高校として2年前に開校したばかりの,つくば開成高等学校 京都校(京都府京都市下京区五条通東洞院東入万寿寺町128)と学校間連携事業協定を結びました。同校が開設した「ITコース」の授業をKCGの教員が担当する計画です。

同校は,一般的な科目を履修する普通コースに加え,「楽しく学業に取り組みながら,自らの進路に向けた体験をしてほしい」などの理由で,2009年度に「ITコース」など11の専門コースを開設しました。「ITコース」開設に伴い,学内だけでなく,より高度で実践的な授業を展開したいと,同校はKCGに授業担当を打診,KCGは快諾するとともに,翌年にはより深い事業連携を進めていこうと,学校連携事業協定を結ぶことになりました。この日付で,両校が協定書にサインしました。

「ITコース」の授業のうち,KCGは初年度「WEB作成」を担当,生徒たちがKCG京都駅前校を訪れて授業が開講されました。生徒の反応が良かったこともあり,2年目の2010年度は提携を機に,「ゲーム作成基礎」「CG演習」「IT study」と3科目の担当に増やします。

提携に際し同校の射矢信一先生は「実績,歴史を兼ね備えた専修学校が,本校の近くにあるということで,学校連携をお願いしました。生徒たちにはしっかり知識と技術を身につけてもらい,資格試験などにどんどん挑戦していってほしいと願っています。KCGとの連携は,生徒たちの将来にとって,きっと良い影響を与えてくれることでしょう」と話しています。

すでにITパスポート試験の合格者を出すなど成果は上々。KCGの授業では,高校ではそろえ切れない最新のソフトを使えることも大きなメリットといえます。今後もKCGとカリキュラムを相談しながらKCGでの授業を末長く継続していく予定で,IT人材の育成にスクラムを組みます。

【つくば開成高等学校 京都校】

学校法人つくば開成学園が運営。茨城県牛久市に本校がある。本校,京都校のほか鹿嶋校(茨城県),福岡校(福岡県),千葉県,静岡県,新潟県,山口県などに合わせて14の学習センターがある。 京都校では普通科目(クラス制,フレックス制,土曜選択制)とコース選択科目の履修で高校卒業資格の取得が可能。「だれもが,どんな状況・環境にあっても学べる学校」として知られている。