遠隔授業やインターネットを使った授業コンテンツ制作を手掛ける国内外のIT関連専門学校・大学,関連企業でつくる日本WebCTユーザカンファレンスの第4回全国大会が,8月29日,30日の両日,京都コンピュータ学院京都駅前校で開かれました。研究者ら103人が出席し,eラーニングシステムの導入による実践事例やシステム開発の進捗状況などを報告しました。テーマを「高等教育におけるITの革新的かつ効果的な利用法をめざして」とし,これまでの5年間を振り返り,これからの5年間を展望する議論を交わしました。KCGグループは,WebCT(最新のコース管理支援システム)という製品を介して,eラーニング実践の発展に大きく寄与しています。
また,2日間にわたるカンファレンスでは,マサチューセッツ工科大学教授 Phillip D. Long氏,大阪大学サイバーメディアセンター副センター長 竹村治雄氏,東京大学TREEプロジェクト 望月俊男氏,Blackboard米国本社Director Matt Baker氏らによる招待講演のほか,一般講演セッションとして,23の機関・企業がそれぞれの研究内容,導入実績などを報告しました。KCGからは松本哲先生が「時間割連携VODコンテンツUploadシステムの効果」と題して発表しました。
次回のカンファレンスは,九州大学で開かれます。
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