京都情報大学院大学(KCGI)のミラン・ブラッハ教授と増田祐子教授が,2024年11月12日から15日までの日程でネパールの首都カトマンズを訪問,KCGグループと大学間交流協定を結ぶ国立トリブバン大学(TU)でブラッハ教授が特別講義をしました。
特別講義は,TUコンピュータサイエンス及びインフォメーションテクノロジー学部(TU Central Department of Computer Science and Information Technology,略称TU-CDCSIT)の招待によるもので,ビノド・ジョシTU国際関係学部(TU International Relation Department)教授がコーディネートしました。KCGI側からは,ブラッハ教授らに先立ち同国入りしたアナンダ・ネパル助教が準備に当たりました。ネパル助教は,ネパールからKCGIへの元留学生です。
ブラッハ教授,増田教授,ネパル助教は13日にTU-CDCSITを訪問。サルビン・サヤミ学部長をはじめとする教授陣に迎えられました。ブラッハ教授は「Two Centuries of linear Programming」と題して講義。ネパル助教も,AIアーキテクチャーについてのプレゼンテーションを行いました。特別講義終了後には,TUセンターオフィスで,カリキュラムデベロップメント担当者とのミーティングが開かれました。
TU訪問の後,ブラッハ教授とネパル助教は私立大学であるモデル工科学院(MIT)でも,特別講義を行いました。
TUは,1959年に創立されたネパール最古で最大規模の国立大学です。多くの優秀な人材を輩出し,同国の近代化,発展に貢献してきました。KCGグループは,ネパールの大学との交流を活発化させていて,2022年7月に TU-CDCSITと,2024年1月にはTU-Mechi Multiple Campusと大学間交流協定を締結。教育研究プロジェクトの共同開発,教員や学生の交流,シンポジウム・セミナー開催などを進めています。TUはすでに,条件を満たしたネパール人卒業生のKCGI修士号とTUのインフォメーションテクノロジー修士号の等価性の承認を開始しています。