卒業生・蔡さんのアニメ作品が立体化され寺町京極商店街に

京都市の寺町京極商店街に展示されている,KCG卒業生・蔡さんが学生時代に制作したアニメーション作品「魚人」をもとにしたオブジェ(2024年10月)
京都市の寺町京極商店街に展示されている,KCG卒業生・蔡さんが学生時代に制作したアニメーション作品「魚人」をもとにしたオブジェ(2024年10月)

京都コンピュータ学院(KCG)アート・デザイン学系の卒業生が,学生時代に制作したアニメーション作品「魚人」をもとにしたオブジェが,2024年10月から京都市中京区の寺町京極商店街に展示され話題を呼んでいます。同商店街アーケードの天井に掲げられた,長さ約3メートルある巨大オブジェに,行き交う人は足を止め見入っています。展示は12月1日まで。

「魚人」を手掛けたのは,KCGアート・デザイン基礎科 アート・デザイン基礎コースを2024年3月に卒業した蔡さん。中国の大学を卒業後,京都市立芸術大学大学院を経てKCGで学びました。現在は京都市に本社を置く,IT・広告関連企業に勤務しています。

寺町京極商店街は寺町通りの三条と四条を結ぶ約550メートルで,「商店街美術館」と銘打ち,これまでにさまざまなアート関連の展示を企画してきました。今回はそのうちの「学生コラボ展」第2弾で,「魚人」を含めた3作品が展示されています。

KCGでの学びが実を結んだといえ,後輩たちの励みにもなるでしょう。

京都市の寺町京極商店街に展示されている,KCG卒業生・蔡さんが学生時代に制作したアニメーション作品「魚人」をもとにしたオブジェ(2024年10月)