KCGIとIT連盟がウズベキスタン デジタル省とMOU締結

MOUを締結した寺下KCGI副学長とデジタル技術省ルスタム・カリムジョノフ副大臣(2024年8月11日)
MOUを締結した寺下KCGI副学長とデジタル技術省ルスタム・カリムジョノフ副大臣(2024年8月11日)

京都情報大学院大学(KCGI)と,長谷川亘KCGグループ総長が筆頭理事・筆頭副会長を務める国内最大規模の「一般社団法人 日本IT団体連盟(IT連盟)」=IT関連の主要団体60以上(加盟約5000社,総従業員数約400万人)が加盟=は2024年8月11日,ウズベキスタン共和国デジタル省と,デジタル教育分野強化や有望なIT関連プロジェクトの推進によるIT人材育成などに関する国際交流協定(MOU=Memorandum of Understanding)を締結しました。日本語とITスキルを身につけたウズベキスタン人材の育成に向け手を取り合っていきます。

この日同国でKCGI,IT連盟を含めた日本の2大学,2団体,3社が「ウズベキスタンとのデジタル協働に向けた連絡会」に臨み,KCGIからは寺下陽一副学長,IT連盟からは理事・国際委員会委員長の立石聡明KCGI教授が臨席,同国デジタル技術省シェルマトフ大臣と意見交換しました。同国は近年IT産業の育成に力を入れ,経済のデジタル化とIT市場の拡大が急速に進んでいます。シェルマトフ大臣は同国のデジタル教育分野で,才能ある若者を支援しIT分野での就業訓練に向けたプロジェクトが進められていると紹介し,今後は日本側と協力してこれらのプロジェクトのさらなる推進,日本側IT団体・企業の関与によるリモート・ITサービスアウトソーシングゾーンの設立による若者の雇用機会の創出などを求めました。

KCGIとIT連盟はMOU締結を受け,同国との人材交流を活発化させ,優秀なIT人材育成に向けたさまざまな取り組みを進めていきます。

デジタル技術省シェルマトフ大臣と意見交換しました
デジタル技術省シェルマトフ大臣と意見交換しました