KCGIのウクライナ出身ミグダリスキー教授らが平和祈念講演会で講師を務めました

平和祈念講演会でKCGIのビクトリア・ミグダリスカ教授とウラディーミル・ミグダリスキー教授が講演しました(2024年3月14日:久御山町役場コンベンションホール)
平和祈念講演会でKCGIのビクトリア・ミグダリスカ教授とウラディーミル・ミグダリスキー教授が講演しました(2024年3月14日:久御山町役場コンベンションホール)

ロシアによるウクライナ侵攻が2年たった今も続く中,京都情報大学院大学(KCGI)のビクトリア・ミグダリスカ教授と子息のウラディーミル・ミグダリスキー教授(いずれもウクライナ出身)が2024年3月14日,京都府久御山町で開催された「平和祈念講演会」で講師を務め,「ウクライナ:戦争から2年をこえて…」と題してウクライナの地理や歴史,現在の終わらない戦争の原因などについて講演しました。

講演では,約80名の参加者を前に,まずミグダリスカ教授がウクライナの地理および歴史について,次にミグダリスキー教授がウクライナと日本との32年にわたる外交の歴史,ウクライナでの日本語教育や民間交流・民間外交について話し,現在のウクライナ情勢を解説しました。 参加した方たちからは,ウクライナ戦争の停戦への課題や歴史的な疑問点などについて質問があり,両教授は国際関係とウクライナの立場,ウクライナ人のアイデンティティについて,歴史と現状に基づいて説明しました。

ミグダリスキー教授は来日して24年以上となり,ミグダリスカ教授はウクライナ避難民として2022年4月に来日しています。