京都情報大学院大学(KCGI)・京都コンピュータ学院(KCG)はネパールのトリブバン大学(TU)Mechi Multiple Campusと2024年1月5日,大学間交流協定を締結しました。今後,教育研究プロジェクトの共同開発,教員や学生の交流,シンポジウム・セミナー開催などの活動をともに実施していきます。
この日TU Mechi Multiple Campusで調印式が行われ,KCGIの土持ゲーリー法一副学長・教授とMechi Multiple Campusのジーヴァン・ポカレル学長が協定書に署名。土持副学長は「KCGIは学ぶのに最適な留学先であり,修了後の就職にも絶好の機会となります」とあいさつ。アナンダ・ネパルKCGI助教が「KCGIでは英語のみで学習が可能であり,この協定は日本の大学院で学びたいネパールの学生にとっての足掛かりになるでしょう。情報技術分野で自らを進歩させることで国にさらに貢献できます」と述べました。調印式に先立ち,土持副学長が「ICE Model and Active Learning in Teaching」,アナンダ・ネパル助教が「Society 5.0 and Web 3.0」と題して特別講義をしました。
トリブバン大学(TU)は1959年に創立されたネパール最古で最大規模の国立大学です。多くの優秀な人材を輩出し,同国の近代化,発展に貢献してきました。KCGグループは,ネパールの大学との交流を活発化させていて,2022年7月には,トリブバン大学科学技術学部コンピュータ科学情報技術センター(TU-CDCSIT)と大学間交流協定を締結しています。