京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI)が,大手ITサービスの日本ユニシス株式会社総合技術研究所と共同で開設した「未来環境ラボ」が,2018年10月17日(水),18日(木)に開催された「中信ビジネスフェア」に初出展しました。同フェアでは最新ITへの関心も高く,多くの来場者が未来環境ラボのコーナーに立ち寄り,説明員への質問も相次ぎました。
同フェアは京都中央信用金庫が主催し,近畿経済産業局,京都府,京都市などが後援しています。未来環境ラボのコーナーは,京都府総合見本市会館(京都パルスプラザ=京都市伏見区)の大展示場にある日本ユニシスブースの一角に設営。「未来を想像し現在の技術をもって『未来をプロトタイピングする』産学連携プロジェクト」というキャッチフレーズを掲げました。
コーナーでは,未来環境ラボの日ごろの取り組みをスライドやムービーで紹介。日本ユニシス研究員とKCG教職員が来場者への説明に当たりました。ハッカソンや技術交流会などのラボの活動や,物体認識技術を応用したDIY自動運転キットなどの研究開発の様子を紹介する映像に加えて,ミニドローンや電子工作キットなど,ラボで使用中の機材も展示しました。ミニドローンのデモフライトも行われ,多くの来場者の関心を集めていました。
KCGグループは,産学が連携して次代を担うIT人材を育成しようと2017年2月,日本ユニシスの総合技術研究所と共同で創造的プロジェクト「未来環境ラボ」を学内に開設しました。未来のIT業界で活躍する学生たちが柔軟な発想・創造力を駆使しながら,IT企業の研究員とのさまざまな研究・学術の共同作業を重ねています。