京都情報大学院大学(KCGI)で学ぶ社会人学生の山中勇矢さんが今年3月,IT系の資格であるHTML5認定試験(レベル1)に合格し,出版やコンテンツ制作を手がける総合的なメディア媒体会社の翔泳社(本社:東京都新宿区)から取材を受けました。HTML5技術の授業・集中講義を従来から行ってきたKCGIとグループ校の京都コンピュータ学院(KCG)は,2016年11月,LinuxやHTML5などの資格試験の実施主体である特定非営利活動法人LPI-Japan(Linux Professional Institute Japan)から,関西の高等教育機関では初の「HTML5アカデミック校」に認定されており,山中さんはその認定後,KCGグループの学生による団体受験では初の資格取得者になります。山中さんは金融機関に勤めながらKCGIでITやシステム開発について学んでいます。今回の取材は,山中さんのアドバイザーである江見圭司准教授とLPI-Japanの成井弦理事長も同席しての鼎談形式となりました。
取材では,まず江見准教授がKCGIとKCGでHTML5を教えることになった経緯とその特性や有用性について説明し,続いて山中さんが,「KCGI入学時にはHTML5について何も知りませんでしたが,勉強してみるとコーディングが容易で,グラフィック描写にも優れていることがわかり,今後絶対に必要になる知識だと思い,資格試験に挑戦しました。このスキルを活かして,会社独自のアプリ開発を手がけたいし,さらに上級のHTML5資格試験にも挑戦したい」と,資格取得の動機と今後の展望について語りました。この山中さんの発言を受けて成井理事長は,「資格試験に挑戦する人は能動的な人で,会社に入っても積極的に動いてくれる人材になる。HTML5は非常に有用なので,それを使いこなせる人材は今後ますます求められるはず。山中さんにはそのスキルを使って,素晴らしい仕事をしてほしい」とエールを送りました。
今回の鼎談は,翔泳社が企業のIT技術者採用・育成担当者向けに,IT系資格の最新情報や試験対策などを提供している「資格Zine」(しかくジン)というサイトで公開される予定です。またKCGグループでHTML5の授業を担当している江見准教授は,LPI-Japanが各HTML5アカデミック認定校のインストラクターを紹介しているサイト「LPI-Japan HTML5パートナーインストラクターのご紹介」でも紹介される予定です。
翔泳社 資格Zine(しかくジン)http://shikakuzine.jp/
LPI-Japan HTML5パートナーインストラクターのご紹介
http://html5exam.jp/measures/instructor.html