ゲーム会社見学会開催 辰巳電子工業(株)を訪問しました

京都コンピュータ学院(KCG)の学生・教員が2017年3月10日(金),奈良県でゲーム関連事業を手掛ける辰巳電子工業株式会社を訪問して見学会を行いました。

辰巳電子工業(株)は,1970年に設立され,主にアーケードゲーム機,プリントシール機,スマートフォンアプリの企画・開発・販売を行っています。人事ご担当の田中様より,創立以来46年の歴史の中で開発してきたゲーム機やゲームソフト,モバイルアプリについて,詳しくお話を聞かせていただきました。

続いて,プロデューサーの林様との座談会を実施していただきました。 林様からは,『ファンタジードロップ』の大幅リニューアルバージョン『デモノ・クルセイド〜ファンタジードロップ2.0〜』のリリースに至ったKPI(重要業績評価指数)の分析などモバイル・オンラインゲームの運営についてのお話や,今後,ゲーム業界を目指す上で持つべき心構え,1人でも多くの人とコミュニケーションを取れる機会を増やして自分自身にはなかったアイデアや触れてこなかった分野の知識を知る大切さについて,学生の質問に答える形で熱心にお話しくださいました。座談会終盤には,企画書制作のアドバイスに加え,学生が持参した作品の指導もしてくださいました。

座談会終了後には,ガラス張りの吹き抜けで日当たりがよい食堂にてランチをいただきました。シェフが作ったランチを素敵な食堂で食べられるということで,学生もその環境の良さに感動していました。

ランチのあとは近代的な社屋や実際にクリエイターが作業している開発現場を見学させていただきました。クリエイターの中に,デジタルゲーム学系の先輩であるKCG卒業生の姿もあり,興味深く見学していました。見学の合間には,社内に設置されている同社開発のプリントシール機での撮影会を実施してくださり,最新プリントシール機の機能や内部の構造についてもご紹介くださいました。

本日の見学会は,これから就職活動を迎える学生たちにとって,進路を考える上での貴重な体験となりました。辰巳電子工業(株)の皆様,まことにありがとうございました。