2016年度前期の京都情報大学院大学(KCGI)学位授与式と京都コンピュータ学院(KCG)卒業式が9月16日(金),KCG京都駅前校6階大ホールで挙行されました。学業を修めた卒業生・修了生たちは,たくさんの思い出を胸に第一線の舞台へと巣立っていきました。
KCGIの茨木俊秀学長が修了生に「情報技術修士(専門職)」の学位記を,KCG卒業生には洛北・京都駅前校の各校長が卒業証書と学位記を一人ひとりに授与。この後,優れた学業・研究成果を残した最優秀賞と優秀賞,最優秀プロジェクト賞に選ばれたKCGIの修了生に表彰状と記念品が授与されました。
式辞で茨木学長は科学技術の今日までの歩み,とりわけ急速に社会を変えつつある通信技術の進歩について紹介したうえで「ICTの進歩に伴って広がるグローバリゼーションから逃れることはできない時代になった」と指摘。「ICT社会の未来をどのようにつくっていくのか,グローバリゼーションが持つさまざまな問題点をどのように解決するのかが皆さんに課せられた大きな課題。ぜひ,積極的にチャレンジしてほしいと願っています」と語り掛けました。
KCG京都駅前校の寺下陽一校長は「日本ではICT分野の人材不足が深刻であると言われ続けていますが,これは皆さんの進路選択が正しかったことの証明です。KCGグループで修得した技術・知識は,必ずや皆さんが未来を切り拓くうえでの力となるでしょう」と激励。「皆さんはICT業界で最大の『KCGファミリー』の一員として,ともに成長し発展していきたい」と述べました。
続いて,卒業生・修了生を代表してKCGI応用情報技術研究科ウェブビジネス技術専攻の馬 寅辰さんが「私たちは入学以来,異文化の中,教職員の皆さんや友人,家族に支えられながら充実した学生生活を送ることができました。今後は,初心を忘れず,広い視野と本学で培った高度な専門技術を活かし,社会貢献していきたい」と力強く「卒業の辞」を述べました。最後に出席者全員で「蛍の光」を斉唱しました。式後はリーガロイヤルホテル京都で,KCGI修了生を囲んだ祝賀会が開催されました。
卒業生・修了生の皆さん,おめでとうございます。今後のご活躍を心よりお祈りいたしております。