東近江市レインボー大使の芸術情報学科・岩井さん「ふるさとの魅力伝えたい」

紅葉が美しい永源寺で市の観光パンフレットのモデル撮影に臨む岩井さん
紅葉が美しい永源寺で市の観光パンフレットのモデル撮影に臨む岩井さん

京都コンピュータ学院(KCG)芸術情報学科マンガ・アニメコースの岩井さんは,ふるさとの観光振興や情報発信などイメージアップを担う「東近江市レインボー大使」(滋賀県)を務めています。岩井さんはこれまでに市内外の各種イベントに参加して花を添えているほか,市のパンフレットのモデル役やローカルテレビ・ラジオへの出演などで大活躍。「自然豊かでたくさんの魅力ある東近江市をもっと多くの方に知っていただけるように,また地元の方々にはあらためて感じてもらえるように精いっぱい頑張っています」と笑顔で話しています。

市の成人式実行委員会副委員長を務め,伝統の大凧揚げに制作から成人式当日のイベントまで携わった際,大凧保存委員会のメンバーと交流しているうちに地元のことをもっと知りたいと感じるようになったという岩井さん。レインボー大使にエントリーし,2024年4月に同市観光協会から会社員の女性とともに委嘱されました。

その後,岩井さんはレインボー大使として草津市の琵琶湖畔で開催される西日本最大級の野外音楽イベント「イナズマロックフェス」や,愛知県のテレビ局が主催する「トラベルランド」,近江商人の邸宅が今なお残る五個荘町金堂町を舞台にした恒例の「ぶらっと五個荘まちあるき」などに参加。2025年3月1日に五個荘地区にある近江商人屋敷で開かれた,雛(ひな)人形の衣装を身にまとった人たちが雛壇に並ぶ「にんげん雛絵巻まつり」では,お雛様役を務めました。これらの活動を通じ岩井さんは「いろいろな新しい体験をしました。これまでに知らなかった東近江市の良さをたくさん発見でき,ふるさとがますます好きになりました」と話しています。岩井さんは市のおススメとして,観光地としては紅葉が美しい永源寺,イベントでは「ぶらっと五個荘まちあるき」,グルメでは池田牧場のジェラートを挙げてくれました。

デザインに興味があったという岩井さんは現在,KCGでさまざまな知識と技術を修得中で,最近は写真・映像関連の勉強を頑張っているといいます。オープンキャンパス学生スタッフを務め,KCGの魅力発信にも奮闘。将来は観光関連の仕事に就きたいと希望しています。

「東近江市レインボー大使」は,市合併前の旧1市6町を7色の虹で表し名づけられたそうです。岩井さんは19代目です。

東近江市の五個荘を代表する近江商人,旧松居久右衛門邸「マーチャントミュージアム」のハート窓(猪目書院窓)を背景に撮影。パンフレットや市のホームページ,SNSなどで使われました
東近江市の五個荘を代表する近江商人,旧松居久右衛門邸「マーチャントミュージアム」のハート窓(猪目書院窓)を背景に撮影。パンフレットや市のホームページ,SNSなどで使われました
「ぶらっと五個荘まちあるき」では人力車に乗って笑顔を振りまきました
「ぶらっと五個荘まちあるき」では人力車に乗って笑顔を振りまきました
地元のカフェ「茶ろん 坪六」でモデル撮影。「とっても美味しいパフェ,東近江市に来たらぜひ足を運んでください」
地元のカフェ「茶ろん 坪六」でモデル撮影。「とっても美味しいパフェ,東近江市に来たらぜひ足を運んでください」