KCGI・KCGの歴史を語る「リーダーが紡ぐ私立大学史」を刊行

京都コンピュータ学院(KCG)の創立から京都情報大学院大学(KCGI)の開学,その発展までを綴る「リーダーが紡ぐ私立大学史⑤ 京都情報大学院大学 長谷川 亘」が2024年9月30日,株式会社悠光堂より刊行されました。

日本私立大学協会の企画・協力による,私立大学発展に尽力した大学人のロングインタビュー本「聞き語りシリーズ」の第5弾です。著者は元文部科学省社会教育課長で元東京国立近代美術館長の神代浩氏。複数回にわたり長谷川亘KCGグループ総長にインタビューし,まとめました。

  • 目次
  • 第1章 京都コンピュータ学院と長谷川夫妻~究極の文理融合~
  • 第2章 長谷川亘の半生
  • 第3章 IT分野の専門職大学院第1号
  • 第4章 ナンバーワンにしてオンリーワン
  • 第5章 コンピュータは「文化」である
  • 第6章 「こうもり」大学院の将来
  • 終章 卒業生が変える社会

「まえがき」で神代氏は,「KCGとKCGIの歩みは一私立学校の歩みにとどまらず,コンピュータという人類文明を根本的に変革する可能性のあるシステムが登場したときに,『高等教育とは何か』『学校とは何か』『人を育てるとはどういうことか』という問いに答えようとする真摯な営みの積み重ねであるのだ」と述べています。

KCG創立者である長谷川靖子KCG第二代学院長の手記からも多く引用され,KCG創立以前や長谷川総長の幼少期,KCGI開学までの道のりなどが,当時のエピソードとともに読みやすく語られています。

本書はA5判207ページ。定価1,980円(税込み)で,一般・インターネット書店で販売されています。