「KCGサマーフェスタ2023」第一弾開催,児童・生徒のみなさんにご参加いただきました

参加した児童・生徒や保護者のみなさんは,情報処理技術遺産に認定された機器をはじめとしたコンピュータの数々に見入りました
参加した児童・生徒や保護者のみなさんは,情報処理技術遺産に認定された機器をはじめとしたコンピュータの数々に見入りました

京都コンピュータ学院,京都情報大学院大学,京都自動車専門学校などKCGグループの恒例イベント「KCGサマーフェスタ2023」の第一弾「天文ワークショップ 〜宇宙の広大さを知りましょう!~」「コンピュータの歴史」が2023年7月23日(日),京都コンピュータ学院 京都駅前校・京都情報大学院大学 京都駅前サテライトで開かれました。参加した児童・生徒や保護者のみなさんは,IT(情報技術)の今昔に触れ,充実した夏休みの一日を過ごしている様子でした。第二弾「はじめてのプログラミング講座」「ゲーム制作から学ぶプログラミング講座」は8月5日(土)に開催します。

「KCGサマーフェスタ」は,京都コンピュータ学院の創立者で初代学院長の長谷川繁雄先生の命日である7月2日の「閑堂忌(かんどうき)」に合わせ,より開かれた教育機関としての使命を果たそうと2010年から毎年開催しているイベントで,多くの方々に親しまれています。

天文ワークショップ 〜宇宙の広大さを知りましょう!〜
街明かりがない暗い夜空には星がたくさん見えますが,宇宙には星がどれだけあるのでしょうか?おおよそ1兆×1000億個だとされています。この無数の星々の一つが太陽であり,わたしたちは太陽の周りを回る地球上の小さな存在です。京都大学大学院理学研究科附属天文台/天文普及プロジェクト室の協力の下,最先端の知見に基づき構成されたワークショップで参加者たちは,貴重な天文映像を見ながら,果てしなく広がる宇宙を体感しました。宇宙旅行も夢ではなくなってきた時代に参加者の興味は尽きず,予定時間を延長して盛り上がりました。講師は青木成一郎・京都情報大学院大学准教授が務めました。

コンピュータの歴史
KCGコンピュータミュージアムは,歴史的に貴重なコンピュータを数多く保管し,一般社団法人 情報処理学会より2009年,「分散コンピュータ博物館」の全国第一号指定を受けています。KCG資料館館長の千葉博人・京都情報大学院大学教授が,これらのコンピュータを紹介しながら発展の歴史を解説するとともに,1960年代に開発された大型コンピュータと現代のノートパソコンの計算処理速度などを比較し,その進化の歩みなどを紹介しました。
参加者たちは館内のコンピュータを見学して大きさの変化などを実感したり,貴重な昔のパソコン(PC8001,FM-8,ベーシックマスターなど)でプログラミングに挑戦したりと,親子で楽しんでいました。

当日の様子は,京都新聞でも紹介されました。

昔のコンピュータでプログラミングに挑戦
昔のコンピュータでプログラミングに挑戦