インターネット関連の国際会議への学生参加を促しグローバル人材の育成につなげようと,京都情報大学院大学(KCGI)は一般社団法人 日本IT団体連盟(IT連盟)国際委員会,一般社団法人 日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA),一般社団法人 日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA)と共同で2023年4月14日(金)午後4時から,青少年向けフォーラムを開きます。オンラインおよびKCGI東京サテライトを会場とするハイブリッド開催で,高校生・専門学校生・大学生・一般など興味がある方はどなたでも参加できます。参加は無料です。
KCGIの母体である京都コンピュータ学院(KCG)は,1963年に「FORTRAN研究会」を発足し,京都大学の学術研究者を対象に実施した「電子計算機プログラミング講習会」以来,日本で最初のコンピュータ教育機関として発展し,創立60周年を迎えました。本年,京都国際会館で国連主催による政府,民間,技術・学術コミュニティ,市民社会等がインターネットに関する公共政策課題について議論する国際会議「インターネット・ガバナンス・フォーラム2023(IGF2023)」(10月8日~12日)が開催されます。同会議は,インターネットを安定して運営するうえで必要なルール作りや仕組み,それらを検討して実施する体制などを議論し,会合初日には,各国の閣僚級や世界的企業のトップの参加を予定しています。2006年に始まった同会議の日本での開催は初めてです。KCGは創立60周年記念行事として,この青少年向けフォーラムを皮切りに,年間を通じインターネットに関するさまざまなイベントの開催を計画しています。
国連主催の会議は非常に重厚で参加ハードルが高いといわれています。青少年向けフォーラムは気軽に参加できる場とし,国際会議の背景や必要な知識を説明することで参加にあたっての心理的ハードルを下げながら,IGFの参加経験者の体験談を映像等を使って紹介するなどして会場での議論の背景等を理解してもらいます。一方,JAIPAおよびJUSAは今後,学生や学校がより有意義に参加できるように,参加プログラムを共同で実施する予定です。
青少年フォーラム主催団体のひとつIT連盟は,IT関連の60以上の団体(加盟約5000社,総従業員数約400万人)が集う国内最大の業界団体で,優秀なIT人材の育成,世界最高水準のIT社会構築を目標に掲げ,IT教育推進のための諸施策や,政府と双方向のコミュニケーションを実現しながらの各種提言など,さまざまな活動を精力的に続けています。長谷川亘KCGグループ統括理事長が代表理事・筆頭副会長に就いています。立石 聡明KCGI教授はIT連盟の理事ならびにJAIPAの副会長です。
参加申し込み
https://jusa.jp/igf/
お問い合わせ
一般社団法人 日本ユニファイド通信事業者協会(JUSA)事務局
sec@jusa.jp