京都コンピュータ学院(KCG)の学生が1年間の学習・研究成果の集大成として開発,制作した作品を発表する「KCG AWARDS 2023-学生作品発表会-」が2023年2月26日(日),KCG創立60周年記念行事としてオンラインによるライブ配信で開かれ,6グループ・個人がプレゼンテーション形式で成果を披露した結果,最優秀賞にはデジタルゲーム学系の山中さん,服部さん,保田さん,川口さん(ゲーム学科),薄井さん(ゲーム開発学科)による「クリカエ死ユウシャ」が輝きました。また,創立60周年特別賞にはゲーム学科の豊田さんによる「天乃糸 / Out of the World」が選ばれました。審査員はKCGの卒業生を含めたIT業界関係者6名が担当,「いずれの作品も特徴があり,熱量がこもっていた。独創性,完成度,プレゼンテーション能力ともにレベルが高かった」との評価をいただき,KCGの学生たちに向け「開発するには企画が何より重要。制作段階では課題をしっかりとらえながら,解決していくという姿勢を続け,今後も活躍してほしい」とのエールを送っていただきました。
2月6,7日に,「プロジェクト演習発表会」を開催,その中から優秀賞に選ばれた6作品をこの日,あらためて発表しました。ゲストとして,グループ校の京都情報大学院大学(KCGI)の学生によるマスタープロジェクトの優秀作品の発表もありました。司会進行は情報処理科 IT声優コースの須田さんと神田さんが務めました。
審査員は,富士通Japan株式会社 京都支社長の永留博愛さん,日本電気株式会社(NEC)主席技術主幹の中村祐一さん,BIPROGY株式会社 総合技術研究所 主席研究員の三浦仁さんと,KCG卒業生でいずれも学生当時「KCG AWARDS」に出場したアマゾンウェブサービスジャパン合同会社の前田駿介さん(情報科学科卒業,2016最優秀賞), エピック ゲームズ ジャパンの塩谷祐也さん(ゲーム学科卒業,2018出場),株式会社サマリー テクニカルリード シニアソフトウェアエンジニア – モバイルの岐部龍太さん(ネットワーク学科卒業,2008最優秀賞),の計6名にお願いしました。審査員のみなさんからは,それぞれの作品についての細かい講評やアドバイスをしていただき,学生たちには今後制作活動を続けるうえで,大きな励みになりました。最後に「学生時代,制作に取り組む際には,最低限のレベルを保ちながらも,好きなことを限界まで追い求めてほしい」「KCGには同じITであっても,学ぶジャンルが違う多様な学生がいる。チームをつくって各分野の才能を活かしながら作品づくりに取り組めるのはKCGの魅力」などのメッセージをいただきました。
詳しい内容は,「KCG AWARDS 2023-学生作品発表会-」ページに掲載しています。どうぞご覧ください。
KCG AWARDS 2023-学生作品発表会-
https://www.kcg.ac.jp/event/awards2023