KCGグループの2022年度入学式をサイバースペースで挙行

動画配信を通じて式辞を述べる長谷川亘KCGグループ統括理事長
動画配信を通じて式辞を述べる長谷川亘KCGグループ統括理事長

京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI),京都日本語研修センター(KJLTC),京都自動車専門学校(KCGM)のKCGグループ2022年度入学式が4月9日(土),サイバースペースで挙行されました。新型コロナウイルス感染予防のため,学内大ホールでの開催を見合わせ,長谷川亘KCGグループ統括理事長と茨木俊秀KCGI学長が,オンライン配信動画を通じ式辞を述べ,新入生を歓迎・激励しました。社会のデジタル化進展に拍車がかかる中,ITの専門知識と高度な技術を修得する強い意欲と,将来の夢実現の希望にあふれる若者たちが,卒業生・修了生を5万人以上輩出するKCGファミリーの一員として新たな学業生活をスタートさせました。みなさん,ご入学おめでとうございます。

KCGグループは新型コロナウイルス感染症のパンデミックが始まった2020年春から,入学式,学位授与式・卒業式をサイバースペースで挙行しています。

日本最初のコンピュータ教育機関として創立されてから59年となるKCGとグループの沿革を紹介するビデオを視聴した後,長谷川統括理事長が式辞を述べました。統括理事長は新型コロナウイルス感染症の拡大防止と新入生・ご家族はじめ関係者の健康・安全を考慮して入学式をサイバースペースで挙行する事情を説明。そして「インターネットの普及に伴い,自分がどの場所にいようと,世界中の人々とコミュニケーションを取ることができるようになっています。みなさんにはぜひ,ITを存分に学ぶことによって,リアルスペースとサイバースペースを自由に往来できる能力を持った,時代の最先端をいく学生になっていただきたい」と求めました。また,KCGの教育理念や,旧来からの学校の既成概念にとらわれることなく常に時代の最先端を意識しながら新しい試みに取り組んできた歴史と実績を紹介し,「将来を見据えながら学生生活を有意義に過ごしていただきたいと思います。在学中に,生涯の宝となるような友達をできる限り多くつくってください。友達同士で励まし合いながら,十分に研鑽を積んでください。そして優秀な先輩たちに続き,自信に満ちた卒業生・修了生となって輝かしい未来を切り拓いていかれることを願っています」と期待を述べました。

茨木学長は式辞で,新学期の授業は対面とオンラインを併用するハイブリッド形式が中心となるとしたうえで,「オンラインと簡単に申しあげましたが,これを可能にするには大変高度なICTが背後にあることを認識しているでしょうか」と問いかけました。そして「みなさんは,ICTに興味をもって本学を選ばれたと思います。強調しておきたいことは,本学はICTのコア部分はもちろん広範な応用分野をターゲットとしていて,そこで活躍できる人材を育てることを目標としていることです。どの分野であっても,ICTの基本的な知識を系統的に学びますが,それに加えて,ご自分が選択した領域については基礎から先端まで詳細な知識を獲得することができます。ICTの進歩はとどまることなく現在も続いています。本学は,先端的な話題も豊富に準備していますから, ぜひご期待ください」と説明。「みなさん方が有意義な学生生活を送り,本学を終えるとき自信をもって巣立つことができるよう,心から願っています」と入学のお祝いを述べました。

続いて,新入生を代表してKCGゲーム学科に入学した安藤さん(京都府立京都すばる高等学校出身)が,「私たちはこれまで電子機器やサービスの使用者として生活をしてきましたが,これからは提供者となり,豊かで明るい社会の造り手になることが目指すべき未来だと考えます。本学において先生方,先輩方のご指導の下,夢や目標の実現,また社会に貢献するため,専門技術や知識とともに『豊かな創造性』を養うことを目指して日々成長できるよう,努力します」と宣誓しました。

動画配信を通じて式辞を述べる茨木俊秀KCGI学長
動画配信を通じて式辞を述べる茨木俊秀KCGI学長

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KCGグループは,学生および教職員の生命・健康を守ることを第一に考え,授業や学校行事をサイバースペースで実施するなど, 新型コロナウイルス感染拡大防止のため最大限の取り組みを続けています。

新型コロナウイルス感染症予防のためのKCGグループの対応 | News | KCG News | 京都コンピュータ学院
https://www.kcg.ac.jp/news/2021/04/47642/