全国の若きゲームクリエイターたちが個性豊かな新しいアイデアにあふれた作品を応募し競う第15回福岡ゲームコンテスト「GFF AWARDS 2022」のゲーム企画部門で,KCGゲーム学科3年の豊田さんの「NEVER HANDS」がトップとなる「優秀賞」を受賞しました。受賞作品のプレゼンテーションが2022年3月26日にYouTubeで配信され,豊田さんは「栄誉ある賞をいただき大変うれしい」と述べました。同部門でゲーム学科3年の早稲田さんの「Gladius War」も「入賞」に輝きました。
「GFF AWARDS 2022」は,株式会社レベルファイブ,株式会社サイバーコネクトツー,株式会社ガンバリオンなどの福岡のゲームソフト制作関連会社でつくる任意団体GFF(GAME FACTORY’S FRIENDSHIP)と九州大学,福岡市による福岡ゲーム産業振興機構が主催,ゲームソフト,グラフィック・アート,ゲーム企画の3部門があり,ゲーム業界を目指す学生が挑戦するコンテストとして業界内で広く知られています。今回は合わせて1,883作品の応募がありました。
ゲーム企画部門446作品のトップに輝いた豊田さんの作品「NEVER HANDS」は,今回のテーマに設定された「つながる」をもとに,彼女を亡くした男性が霊体の彼女を生き返らせるため共に冒険に出るというストーリー。この日の作品紹介で豊田さんは「手をつなぐのが待ち遠しくなるRPG」と説明しました。主催者側は「ゲームらしいリスクとリターンが盛り込まれている素晴らしい作品」と評価しました。
今回受賞した豊田さん,早稲田さんは,本学院の学生がプロジェクト演習などで開発,制作した作品を発表する「KCG AWARDS -学生作品発表会-」の「2021」,「2022」で,他の仲間とチームを組み連続して最優秀賞を受賞,デジタルゲーム(D)学系アドバンスコースの企画設計(プランナー向け)を選択し,各種コンテスト受賞に向けて作品制作を続けています。今回のコンテストで審査員を務めYouTube配信でスペシャルトークショーにも出演した株式会社サイバーコネクトツーの松山洋社長(主催者のGFFメンバー)は,2021年10月開催のKCGオープンキャンパスで講演していただいています。