シエラレオネ共和国にパソコンを寄贈,IDCE26ヵ国目

寄贈するコンピュータを前に,シエラレオネ共和国University of Management and Technologyのテイラー学長,寺下KCG京都駅前校校長,内藤KCG鴨川校校長ら参加者で記念撮影
寄贈するコンピュータを前にシエラレオネ共和国University of Management and Technologyのテイラー学長寺下KCG京都駅前校校長内藤KCG鴨川校校長ら参加者で記念撮影

京都コンピュータ学院(KCG)は海外コンピュータ教育支援活動(IDCE)の一環として西アフリカのシエラレオネ共和国に使用済みパソコン計40台を贈ることになり2021年9月9日KCG京都駅前校と同国を繋いでオンラインによる贈呈式が開催されましたIDCEでは1990年以来30年以上にわたって教育で使用したパソコンを発展途上国などに贈るとともに現地教員らに技術指導をする活動を続け今回のシエラレオネで26ヵ国目になります今回の寄贈にはシエラレオネから京都情報大学院大学(KCGI)に留学し2016年9月の修了後同国University of Management and Technology(UNIMTECH)の経営情報システムビジネスIT電子通信学科長として教鞭を執っているガウジャーコンバさんが尽力してくれました

贈呈式に同国からは同大教授で工学部長のパトリックウニサテイラー学長アルナバカル財務局長コンバさんKCGからは寺下陽一 京都駅前校校長(KCGI副学長)KCGI時代にコンバさんの指導を担当した内藤昭三 鴨川校校長(同教授)らが参列しましたテイラー学長らは今回のコンピュータ寄贈が新型コロナウイルス感染症の感染拡大に苦しむ同国にとって励みになること同国のコンピュータサイエンス発展に重要な役割を果たすことを期待するとともにパンデミック終息後に直接会ってお礼を言える機会を楽しみにしているとの謝辞を述べられました新型コロナウイルスの影響で現在海外への船便等が制限されているためパソコンは状況を見て順次現地に届けることにしています

シエラレオネは西アフリカ西部大西洋岸に位置する国で人口は約781万人1991年から11年以上にわたった内戦終結以降国際社会の支援により国内経済や行財政地方コミュニティの再建を進め同時に国を挙げてのコンピュータ教育普及にも取り組んでいますKCGが贈ったパソコンは同国のICT化に大きく寄与することと期待されます

IDCE(International Development of Computer Education)はKCGが発展途上国や東欧圏に教育で使用したパソコンを寄贈するとともに指導に当たる現地教員を養成する国際的なコンピュータ教育の支援活動で1990年にタイ王国へ寄贈したのを皮切りにガーナポーランドスリランカモザンビークパプアニューギニアニジェールガボンなどこれまでに支援したのは合わせて25ヵ国でしたKCGはIDCEを通してコンピュータ文化の創造と普及を世界的な規模で進めています