京都情報大学院大学(KCGI)と京都コンピュータ学院(KCG)が大手ITサービスの日本ユニシス株式会社総合技術研究所と共同で開設した「未来環境ラボ」は2018年11月30日(金),KCGI京都駅前サテライト・KCG京都駅前校新館にて,最先端のAI技術を題材にした勉強会を開催しました。KCGやKCGIの学生,教員に加えて一般企業のソフトウェアエンジニアも参加し,Google社が提供する機械学習サービス「Google Colaboratory」を使ったAI技術についての知識を深めました。
KCGIの中口准教授が登壇し,「Google Colaboratory」の概要を説明したあと,AI技術の一つである機械翻訳と物体認識についての解説とハンズオンが行われました。スライドに記載されたコマンドを実行すると,参加者の操作するPCに,Wikipedia記事の英日翻訳の結果や写真内の物体の認識結果が表示されました。質疑応答では,学生だけでなくソフトウェアエンジニアや教員からの質問も相次ぎ,活発なディスカッションが行われました。
KCGグループは,産学が連携して次代を担うIT人材を育成しようと2017年2月,日本ユニシス株式会社総合技術研究所と共同で創造的プロジェクト「未来環境ラボ」を学内に開設しました。未来のIT業界で活躍する学生たちが柔軟な発想・創造力を駆使しながら,IT企業の研究員とのさまざまな研究・学術の共同作業を重ねています。
GoogleColab勉強会@京都情報大学院大学
https://futurelab.connpass.com/event/110120/