京都コンピュータ学院(KCG)創立53周年の記念式典を4月29日,KCG京都駅前校6階の大ホールで挙行しました。
記念式典では京都情報大学院大学(KCGI)の中村行宏教授が,「京都コンピュータ学院で学ぶこと」と題して,KCGの学生に向けて記念講演をしました。
中村教授は,企業や大学での自らの研究キャリアをふり返りつつ,これからの社会でITやICTが果たす役割の重要性を強調し,第四次産業革命とも呼ばれ,IoT(Internet of Things)も進められる現代では,次の10年間に500億から1兆個ものデバイスがインターネットに接続されると予測され,このネットワークから得られるビッグデータを蓄積・分析して,新たな価値と知恵の創造につなげることが大切になってくると話しました。
その上で,この情報と物理的な世界が一体化しつつある社会では,IT・ICTこそが社会システムの基盤を構築する技術であることから,この分野の教育で先陣を切ってきたKCGに在籍している利点を最大限に活かして,全力で勉強してくださいと,会場の学生を激励しました。