2015年5月1日,KCGグループは52回目の「誕生日」を迎えました

2015年5月1日はKCGグループの52回目の創立記念日。この日,京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校6階ホールで記念式典が開かれ,学生や教職員一同で祝うとともに,これからのIT産業を支えていくという使命をあらためて確認し,さらなる飛躍を誓いました。

式典では,はじめに京都情報大学院大学(KCGI)副学長の英保茂教授が「KCGは創立以降,常にパイオニアスピリットを抱きながら確実な歩を進めてきました」と説明。引き続きKCGIの向井苑生教授が「私の辿って来た道とKCG -和文研からKCGIまで」と題して講演しました。向井教授は,高校時代に,初代学院長の長谷川繁雄先生と現学院長の長谷川靖子先生と和歌山県の私塾「和文研セミナー」で出会い,以来,長年にわたって指導を受けてきました。お二人の人となりや感銘を受けた言葉などを挙げながら,KCGグループが歩んできた歴史について紹介しました。学生や教職員たちは熱心に聴き入り,52年の歴史の重みをかみしめている様子でした。

KCGグループは1963年5月1日,京都大学宇宙物理学研究科(宇宙物理学教室)出身のグループにより立ち上げられた「FORTRAN研究会」が礎です。これは,大学の学術研究者を対象にIBM7090の使用を目的とした研究会でした。創立者である長谷川繁雄 初代学院長先生と長谷川靖子 現学院長がコンピュータの可能性をいち早く見出し,情報処理技術者を育成しようという大いなる情熱,パイオニアスピリットを抱きながらつくり上げた日本で初めてとなる情報教育機関でした。

その後,コンピュータ技術者養成のための日本初となる全日制の学校「京都コンピュータ学院」として今日まで発展を遂げ,52年間で学院から巣立っていった卒業生は約4万人以上。2004年4月には日本最初にして唯一のIT専門職大学院である「京都情報大学院大学」がグループ校として加わり,卒業・修了生はいずれも日本の,世界のIT産業を牽引,発展に貢献しています。

KCGグループ創立52周年を記念して開かれた式典(2015年5月1日,KCG京都駅前校6階ホール)
KCGグループ創立52周年を記念して開かれた式典(2015年5月1日,KCG京都駅前校6階ホール)
52回目の創立記念日の式典で「私の辿って来た道とKCG -和文研からKCGIまで」と題して記念講演するKCGIの向井苑生教授
52回目の創立記念日の式典で「私の辿って来た道とKCG -和文研からKCGIまで」と題して記念講演するKCGIの向井苑生教授