京都コンピュータ学院(KCG)と京都情報大学院大学(KCGI),京都日本語研修センター(KJLTC),京都自動車専門学校(KCGM)の2015年度入学式が4月5日(日),KCG京都駅前校で挙行され,未来のITや自動車業界を担う大勢の仲間たちがKCGグループに加わりました。式で新入生代表からは「私たちは,それぞれが描いた未来へと向かって,努力を惜しまず進む覚悟です」との力強い宣誓がありました。
主会場のKCG京都駅前校6階大ホールは新入生や保護者,関係者らであふれ,ホワイエや教室も会場として活用されました。式では初めに,日本最初のコンピュータ教育機関として1963年に創立したKCGグループの,今日までの歩みを紹介するビデオを見た後,長谷川亘KCGグループ統括理事長が式辞。新入生たちを心から歓迎する言葉を述べ「コンピュータ(IT/ICT)は私たちの社会に必要不可欠なものです。そのさらなる技術の開発や進化発展に寄与しようとする人材には,多方面から期待が寄せられており,大きな未来が開かれています。本学で学んでいこうと決意された自分自身に誇りを持って,学生生活を有意義に過ごしてください」と激励しました。
続いて,茨木俊秀KCGI学長は,ASIMO(アシモ)を皮切りに介護や生活にまで利用されるようになった近年のロボットの急激な進歩を例に挙げ,ITが多様な広がりをみせている現状を指摘。学生に対して自ら積極的に学ぶための「学ぶ力」を身につけてほしいとし「在学中であれば,仮に失敗しても,褒められることはあっても非難されることは決してありませんから,ぜひ,いろいろな事柄にチャレンジしてください。皆さんが在学中に,そのような体験を通して積極性を身につけ,本学を卒業するとき,自信を持って社会に出ていくことができるようになれば最高だと思っています」とのメッセージを送りました。
これを受け,新入生代表の岡佳志さん(ゲーム学科,滋賀県立八幡工業高等出身)が,「ITの発展が著しい反面,情報技術を不正に利用した事件が報じられる回数も日を追うごとに増えています。情報処理技術者には,情報技術を正しく利用できる社会にするか,という役割が与えられていると考えます。私たちは本学において、先生方や先輩方から専門知識や技術だけでなく豊かな人間性を学び,幅広い視野を持つために協力して支え合える多くの仲間を作りながら,自らの行動に責任を持ち,日々成長していきたいです」と宣誓しました。
この後,オリエンテーションや保護者懇談会などがあり,学生たちはKCGファミリーの一員として新たな一歩を踏み出しました。
みなさん,ご入学おめでとうございます。みなさんのご活躍を応援しています。