高度IT人材の育成やITの研究や開発に先導的な役割を果たして成果を上げたとして,中村真規 京都情報大学院大学(KCGI)教授・札幌サテライト長(株式会社デジック社長,一般社団法人北海道情報システム産業協会会長)が,平成26年度(2014年度)情報化促進貢献個人等表彰の経済産業大臣賞に輝きました。10月6日,東京・千代田区の丸ビルホールで開かれる表彰式で受賞します。中村教授,おめでとうございます。KCGグループにとっても大変名誉なことです。
国が定める情報化月間(10月)の関連行事として,経産省のほか総務省,文部科学省などが毎年,個人や企業を表彰しています。
中村教授は,社団法人北海道ソフトウェア協会や北海道ソフトウェア事業協同組合の設立に参画して地域情報産業の発展の先導役を果たしたほか,「サッポロバレー」の礎となった「札幌テクノパーク」造成にも関与し,札幌が情報処理産業の集積地として確固たる地位を築くことに貢献しました。従業員が健康で安心して働ける環境を構築するために「北海道コンピュータ関連産業健康保険組合」を設立し,現在に至るまで理事長を務めています。
さらに,一般社団法人全国地域情報産業団体連合会(ANIA)の会長を7年間務め,全国の都道府県情報産業関連団体のトップとして地方・中小の情報化促進を牽引。経産省をはじめとする他省庁や外郭団体の委員を数多く歴任し,地方・中小のみならずわが国の情報化促進に尽力しました。現在は一般社団法人北海道情報システム産業協会の会長に就いています。
2012年4月には,KCGI札幌サテライトをデジック社内に開設するのと同時に教授・サテライト長に就任。長年の経験を生かして地方・中小企業のIT企業経営をテーマとする「IT企業実践論」などの講義を担当し,後進の育成に力を入れています。KCGグループの学生たちは,中村教授から今後,さまざまなことを学ぶ機会があるでしょう。
経済産業省Webサイト
http://www.meti.go.jp/press/2014/09/20140926003/20140926003.html