5月29日に奈良先端科学技術大学院大学で開かれた「マイクロマウス委員会関西支部復活記念大会」で,KCGから出場した制御通信部(CINCS)が見事,特別賞に輝きました。
おめでとうございます!
大会には関西の学生,社会人だけでなく,東京や名古屋からの参加もありました。
CINCSからは「マイクロマウスクラシック競技」の部に,倉田実功君,牧野耕実君,前多昭典君の3人が出場しました。
マイクロマウス競技は,2輪の小型自律知能ロボットが16×16区画で構成された迷路を走行し,ゴールまでに到着するまでのタイムを争います。
競技会は1977年にIEEE(米国電気電子学会)が提唱して始まり,米国・韓国・台湾・シンガポールなどで大会が開催。日本では1980年から全国規模の大会が開かれていて,ロボット競技会の草分け的な存在といえます。CINCSは過去のマイクロマウス全国大会,各地区支部主催の大会などで,優秀な成績を収めています。
しかし,1985~1994年まで開かれていたマイクロマウス委員会関西支部が主催する大会が,1995年の阪神大震災の混乱で途絶えてしまい,関西支部の活動も休眠状態となっていました。
そこで昨年末より,KCGと奈良先端科学技術大学院大学が尽力して再スタート,今回「復活大会」として開催することができました。この記念すべき大会でCINCSが特別賞に輝いたことは,誠に喜ばしいことです。