白河校設置の市電
京都コンピュータ学院白河校校地内に保存されている1800型と2600型の写真です。廃止後,京都コンピュータ学院初代学院長 長谷川 繁雄先生が京都市の科学技術の歩みとして京都コンピュータ学院に現在保存されている旧型コンピュータの数々と共に京都市の技術発展の意味を込め,展示公開しました。当時道路に敷かれていた線路石材,線路,電柱,駅のプラットホームなど,市電と関わりあった物が展示されています。
車両別仕様
※下記の仕様は原田氏の自作ノートをもとに作成しています
資料提供:原田氏(元市電車両整備者)
2603型 仕様
2603型は600型が改造され,ワンマン化されたものです。
昭和52年9月30日(河原町線・烏丸七条線廃止)まで営業。
名称
中型低床ボギー電動客車
製造年月日
(1937年)昭和12年5月
改造年月日
(1964年)昭和39年(連結・ワンマンカー)
定員(乗務員は除)
座席:32名 立席:58名
車体
日本車両
台車
住友製鋼
制御
間接非自動
制動
非常弁付直通空気制動
全長
2603号:11700m/m 603号:10700m/m
幅
2603号:2400m/m 603号:23900m/m
高さ
2603号:3800m/m 603号:3800m/m
重量
14.8t
1801型 仕様
1801型は800型が改造された車体です。
昭和53年9月30日(全線廃止)まで営業。
名称
中型低床ボギー電動客車
製造年月日
(1949年)昭和24年4月
改造年月日
(1968年)昭和43年(ワンマンカー)
定員(乗務員は除)
座席:36名 立席:58名
車体
川崎車両
台車
扶桑金属
制御
直接制御装置
制動
直接空気制動装置
主電動機
60hp×2
全長
1801号:11950m/m 801号:11950m/m
幅
1801号:2440m/m 801号:2430m/m
高さ
1801号:3810m/m 801号:3810m/m