自由曲線

簡単なお絵描きソフトです。
必要なコントロールはPicture1,Label1-4,Command1-7, HScroll1,Commondialog1 と Option1-2(後述)です。まずこれらを Form に貼り付けます。
    プログラミングの手順は
  1. Label1をクリックしたら,CommonDialog1 が開き,指定した色が Label1 の背景色となる・・・線の色
  2. Hscroll1 の値が Label2 に表示される・・・線の太さ
  3. Picture1 にマウスを当ててクリックすると,そこに点が打たれる。
  4. Picture1 においてマウスを動かすと曲線が描かれる。
  5. Picture1 にマウスを当ててクリック,ドラッグすると直線が描かれる。
  6. Picture1 にマウスを当ててクリック,ドラッグすると円が描かれる。
1.はLabel1_clickにおいて
CommonDialog1.ShowColor
Label1.Backcolor = CommonDialog1.Color
とすればよい。

2.は Hscroll1_change において
 Label2.caption=Hscroll1.value

3.はPicture1_MouseDown において
 Picture1.Pset(x,y),Label1.Backcolor

4.はPicture1_MouseMove において
     Picture1.DrawWidth=Hscroll1.value
    Picture1.Line -(x,y),Label1.Backcolor

  これで実行すると左上隅から線が描かれてしまいます。
 そこで,左クリックのままという意味でこの2文を
  If Button=1 then

   End if
 で囲む必要があります。

5.はPicture1_MouseUp において
     Picture1.DrawWidth=Hscroll1.value
    Picture1.Line (x1,y1)-(x,y),Label1.Backcolor

 x1,y1 は最初にクリックした点です。サテサテどのように書きますか?

6.はPicture1_MouseUp において
 Picture1.circle(x,y),r,Label1.Backcolor

 r は半径で幾何学的に下式で与えられ
   r=sqr((x1-x)^2+(y1-y)^2))
 
をその前に書く。

Picture1 のプロパティにおいて ScaleMode は 3(ピクセル)にセットしておくこと。
なお,前に描いた図を消すために3.の初めに次の命令を書いておくと便利です。
 Picture1.cls

(注) いずれの場合もPicture1を落とすとFormに描かれます。