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2009年世界天文年 天文好き集まれ!

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関連する学系:コンピュータサイエンス学系

天文学の研究者が集まって,コンピュータの勉強会からスタートしたのが京都コンピュータ学院(KCG)です。KCGには,京都大学大学院理学研究科(宇宙物理学教室)出身の教員が多数います。

今回は,京都大学理学博士でKCG教員,神戸大学名誉教授,日本惑星科学会前会長の向井正先生が講演しました。

宇宙のことや天文学とコンピュータとの関係についてもっと知ろう!

主な内容

01講演「今年の皆既日食と太陽活動」

講師:京都大学理学博士,KCG教員,神戸大学名誉教授,日本惑星科学会前会長 向井正先生

太陽には,太陽半径のほぼ4倍の位置にダストリング(宇宙塵でできた輪)があるという仮説があります。このリングは極めてかすかなため,普段は太陽本体の明るさに隠されて観測することができません。そこで,太陽本体が月に完全に隠される「皆既日食」は,本当に太陽にダストリングがあるのか直接観測し,検証する絶好のチャンスです。今年7月22日にトカラ列島まで皆既日食を赤外線観測しに行った,惑星科学の世界的権威 向井正先生にその観測結果をやさしく紹介していただきます。
※予定されていた,京都大学大学院理学研究科付属天文台 台長 柴田一成教授の講演は,先生のご都合により,延期になりました。 2月11日(木・祝)に開催する「天文ワークショップ」で講演していただきます。

写真:国立天文台 提供

02講演「世界天文年2009~ガリレオから学ぶ『パイオニアスピリット』」

講師:京都情報大学院大学 作花一志教授

ガリレオが初めて望遠鏡で星空を眺めてからちょうど400年にあたる今年は世界天文年です。彼が当時の常識に惑わされず,「実験・観測を通じて自然法則を探る」という態度を貫いたのはその偉大なパイオニアスピリットの賜物です。「天動説と地動説はどちらが宇宙の法則としてふさわしいか」を実際にPCで試してみるほか,いくつかの天文ソフトを紹介します。

日程

日時
2009年10月4日(日)
会場
京都コンピュータ学院 京都駅前校

当日の様子

向井先生による,太陽ダストリング仮説についての講演です。
向井先生による,太陽ダストリング仮説についての講演です。
皆既日食の観測報告も聴くことができました。
皆既日食の観測報告も聴くことができました。
ガリレオのパイオニアスピリットは現代の研究者にも受け継がれています。
ガリレオのパイオニアスピリットは現代の研究者にも受け継がれています。
シミュレーションソフトで,天動説と地動説のどちらが正しいのか確かめてみましょう。
シミュレーションソフトで,天動説と地動説のどちらが正しいのか確かめてみましょう。
画像処理ソフトの使い方を学びます。
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天体画像を合成して,オリジナルの画像が出来ました!
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