芸術情報学科
藤木さん
株式会社トーセ
KCGの授業で日頃やっていたことの
成果が出せた
株式会社トーセ
ゲームソフトやモバイルコンテンツに関する企画・開発・運営などの業務受託を中心に事業を展開する。1979年設立で東証スタンダード上場。本社は京都市下京区。家庭用ゲームソフトの開発実績は1060本以上で,業界随一を誇る。最近の開発作品に「クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン」「ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤」などがある。同社の齋藤 茂会長は,京都のエンターテインメントやカルチャーに関するコンテンツを国内外に発信する「KYOTO CMEX(Cross Media Experience)の実行委員長を務めている。
https://www.tose.co.jp/
内定先企業と,志望理由を教えてください!
ゲームのデベロッパーとして活躍している会社で,メディアでも知られるシェア率の高い作品を開発しています。小規模企業が多いゲーム業界デベロッパーの中で,ゲーム全般いろんなことに携わっていて従業員も多くいます。安定した企業に入りたかったので望みがかないました。大きい会社は大規模作品に携わる機会が多いのも魅力です。事業の幅が広く,自分がやりたいいろんなことに挑戦させてもらえるのではないかと思います。京都の会社というのも安心です。
採用職種と,就職活動について教えてください!
アーティスト職として採用されます。最初はキャラクター制作など3DCG関係の仕事をすると思います。就職活動は複数の企業で進めていましたが,トーセは2022年8月に応募書類を提出しました。1次選考の適性試験で,「2時間以内にデッサンを提出してください」と課題を出され,ちょっとビビりました。でも,後の面接で自己評価点を高めに言えるぐらいの出来で提出できました。KCGの授業で日頃やっていたことの成果が出せたと思います。
入社後の抱負と将来の希望をどうぞ!
入社後も勉強を続け,社外研修などにも参加し新しい知識・技術を身につけて,仕事に役立てたいと思います。自分が,キャラクターモデリング(造形工程)など一つのことを極めるスペシャリストか,3DCG全般について幅広くできるジェネラリストのどちらで活躍できそうか,日々の仕事を通じ周囲の教えをいただきながら見極めるよう模索したいと思います。いずれはゲームの開発プロジェクトで,アート全体を管理するような仕事もしてみたいですね。
KCG進学のきっかけは?
高校時代,ゲーム業界を将来の就職先に考えていましたが,プログラミングはあまり向いていないと思っていたところ,デザイナーという職種があると気づきました。KCGにはゲーム関連の学系に加えデザインを学べるアート・デザイン学系があると知り,自分のやりたいことができると考え,入学を決めました。ゲーム会社で活躍した経験を持つ先生方がいて,「学校で教えることと社会は違う」というギャップもなさそうだと思いました。京都市内で通学しやすいのも決め手になりました。
KCGでの学びはどうでしたか?
入学当初,ソフトウェアの授業がいっぱいありびっくりしましたが,基礎からの丁寧な指導を受けられ,どれが自分のやりたい勉強なのかも気づけました。2年次から3DCGについての勉強に力を入れたところ,もっと詳しくしっかり学びたくなり,入学時のアート・デザイン学科(3年課程)から4年課程の芸術情報学科芸術情報コースに転科しました。今となっては3DCGやモデリング関係をもっと勉強したいくらいですが,それは会社で続けることにします。
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