※2017年3月末時点
ゲーム学科川並さん
世界規模に面白いコンテンツを発信し,世界中をより面白くしたい-。そんな大きな目標を抱き,それが実現できるゲーム会社に就職しようとチャレンジし,内定をいただくことができました。ヒット作を数多く持ち,それらのコンテンツをさまざまなメディア,プラットホームに展開していくという会社の方針に感銘を受けています。私はオンラインゲーム部門への配属予定なので,東京支店(本社は大阪市)での勤務になります。世界中の方々を楽しませるゲームを開発することによって社会に貢献するという目標の実現に向けて,努力を惜しまず勉強を続けていきたいと思います。
まだ小学生のころ,兄の進路探しのため家族そろってKCGのオープンキャンパスに参加し,プログラミングの模擬授業を見ながら,ぼんやりと将来自分はこの学校に進むのかな,と予感していました。ゲーム開発の分野に興味を持つようになり,高校の総合学科を経て,予感通りKCGに入学しました。みっちり学ぼうと4年課程のゲーム学科を選択,始業が午前9時半と比較的ゆっくりなので,自宅最寄りの長浜駅を8時に出れば間に合いました。
入学後はプログラミングに没頭するうちに,プランナーの仕事にひかれ始め,そちらの道を目指すことに変更。就職に向けては先生から,受ける会社の特徴から,学生として知らずにいてはダメなこと,グローバルな仕事をするうえでの心構えに至るまでたくさんのアドバイスを受け,大変参考になりましたね。ゲーム系のサークル「Club SP」では,たくさんの仲間たちと知り合うことができました。
情報工学科清水さん
実家が農家ということもあり,以前から農業と,自分が好きなモノづくり,ITとかかわりのある仕事に就きたいと漠然とですが思っていました。ヤンマーは研究所が滋賀県米原市にあって家(長浜市)から近く,KCGの先輩方が多く活躍していると聞いていたので,実は入学したころから就職を目指していたのです。キャリアセンターの先生方からアドバイスを受けながら就職活動に取り組みました。学校推薦もいただき,内定を得られて本当にうれしく思っています。ITの勉強を続け,自分に与えられた仕事をしっかりこなしながら,農業の発展に少しでも貢献できるよう努力していきます。
子どものころからパソコンを触るのが趣味で,高校卒業を控えKCGへの進学を決め,就職のことも考えてハード,ソフト両方を学べる情報工学科を選びました。通学には京都駅前校からのスクールバスによる洛北校移動も含めて2時間ほどかかりますが,始業時間が9時半と比較的遅いこともあり苦になりませんでした。
入学後はプログラミングの勉強に力を入れました。授業では組込みOS関連が好きでしたね。普段はあまり使わないOSだと実習環境がガラリと変わるので楽しかったです。一方,電子回路の授業は少し手こずりました。学外では地元スーパーでのアルバイトを1年半以上続けています。レジ打ちを通じ,苦手だった人とのコミュニケーション能力を培うことができたと思っています。学生生活で得たさまざまな経験を,社会人になって生かしていきたいです。
情報科学科金川さん
インターネットコミュニケーションサービスが主な事業で,日本で最もユーザーが多いとされるイラスト投稿サイトを展開する会社に就職することになりました。選考の一環だったインターンシップに参加してよく分かったのですが,エンジニア同士とても仲が良いなど社内の雰囲気は最高で,社員がいずれも自社製品にとても自信を持っています。勉強会の開催も活発なので,自分も積極的に参加し,早く第一線の仕事を任せられるようになりたいです。同時に,社内にとらわれることなく視野を広く持ち,最新の技術を学んで身につけて,会社に貢献できるようになればと思っています。KCG AWARDS(学生作品発表会)で優秀賞をいただいた作品を,会社の方に見せたところ,高い評価をいただいたので励みになりました。
小学高学年のころからオンラインゲームに夢中になるほど,コンピュータは身近な存在でした。高校は普通科の情報コースで,プログラミングに没頭。卒業後も,できる限りプログラミングに時間を割けると思い,専門学校に進むことにしました。学内説明会でKCGの先生に話を聞き,たくさんの学生作品を見せてもらった時点で,自分の中での進路は決定しました。
入学後は思いがかない,プログラミングにじっくり取り組むことができ,自分の技術に磨きがかかったと自信がついたつもりでした。ところが学外の勉強会を訪れた際,参加していたIT関連の社会人と話をしたところ,技術と知識のレベルの違いに,その自信は見事に打ち砕かれました。まだまだ勉強が必要であることを痛感しましたね。
アート・デザイン学科菅谷さん
内定をいただいたのは名古屋市に本社がある会社で,アプリやゲーム開発の「エンターテインメント事業」と,情報サイト運営などの「ライフスタイルサポート事業」を柱にしています。私はライフスタイルサポート事業部門でウェブデザインを担当します。インターンシップに参加して,新規事業へのチャレンジ精神が旺盛な会社の雰囲気に魅入られ,入社を目指し,思いがかないました。私はデザインをする際に,他の方の多くの作品を参考にします。今度は私の作品が他の方に影響を与えられるようなデザイナーになりたい。それが目標です。
高校は商業科で,パソコンに触れる機会は多かったです。地元の教育委員会から依頼されてポスターを作ったのですが,その楽しさが忘れられず,将来は必ずデザイナーになる,と誓いました。夢をかなえるには専門学校で学ぶのが一番だと思い,伝統もあり就職率が高く,通学にも便利なKCGで学ぶことを決めました。他に選択肢はありませんでした。
入学後は紙媒体とともにウェブデザインに興味がわいてきました。業界の第一線で活躍中の先生が,トレンドの話を交えながら最先端の技術を指導してくれます。指導前と後の作品がこんなに違うものかと,よく驚いたものです。京都府警からの公募案件に参加し,女性のための防犯アプリ開発のデザインを担当したのも良い経験になりました。違う学科のメンバーとチームを組み,意見を出し合ってアプリをつくり上げ,大勢の方の前で発表したことは,きっと将来に生きると思います。
ビジネス基礎科堀田さん
京都リサーチパーク内にあり,システム構築,保守運用などを手掛ける会社から内定をいただきました。以前,長野オリンピックのシステム関連にかかわり表彰を受けたことがあるとのこと,2020年の東京オリンピックの関連事業にも参画したいと会社の方が言われていました。私も早く仕事に慣れ,技術を磨き,知識を蓄えてお手伝いができたらと思っています。
将来は事務員になりたいという思いがあり,高校3年時に別の専門学校にAOで進学がほぼ決まりかけていました。同級生に誘われKCGのオープンキャンパス(OC)に参加したところ,データベースの模擬授業がとても楽しく,スタッフの方は大変丁寧に学校について説明してくださったので,とても良い印象を受けました。高校は情報コースで事務関連のソフトは使うことができたのですが,実はゲームもあまりしないほどコンピュータには無知で,不安があったことは事実です。でも事務員としてではなくITも身につけ,さらに上級の仕事に就きたいと次第に思うようになり,KCGへの進学に変えました。
KCG入学後は就職を見据えて,言語について必死に学びました。ITについてはゼロからに近いスタートでしたが,先生が熱心に教えてくださり,だんだん自信もついてきました。一方,OC学生スタッフとして活動する機会をいただき,苦手だった人に教えたり人前で話したりすることが,回を重ねるうちに克服されていきました。きっと社会人になって役に立つと思います。
ゲーム学科野原さん
内定をいただいたのは東京にある乙女ゲーム制作に特化している会社で,私が大好きな「アムネシア」や「薄桜鬼」といった作品も手掛けています。ここで働くことが高校時代からの夢でしたので,とてもうれしいです。キャリアセンターやゲーム学科の先生からのアドバイスのおかげです。自分が思い描いたシナリオを使った作品が世に出てヒットする,そんな次の夢が新しくできました。少しでも早く会社の雰囲気に慣れ,いろいろなことにチャレンジしながら,夢に近づいていけたらと思っています。
高校1年の時からいろんな専門学校のオープンキャンパス(OC)に参加していましたが,実は当時,IT分野は進路として考えていませんでした。そんな折,KCGの先生が校内での説明会に来られ,たまたま話を聞く機会があったのです。それまでゲームは楽しむものだという存在でしたが,KCGのことを聞くうちに,次第に制作に興味を持ち始めました。KCGのオープンキャンパスに参加してみたところ,学生スタッフによる丁寧な説明,先生との距離が近く感じられたこともあり,入学を決めました。じっくり学び,高度専門士の称号を得たかったので,4年課程のゲーム学科にしました。
授業では企画書づくりが楽しかったです。ただ,あまりに多くの作品提出を指示されたので大変ではありましたが。4人で立ち上げた乙女ゲームサークル「こいぷろ」の活動は充実してましたね。OCのスタッフでは他学系の友人がたくさんできました。旅館でのアルバイトではたくさんの人に巡り合うことができました。どれも私の大切な思い出であり,宝物です。
情報工学科近藤さん
内定をいただいたのはパナソニック系の設計開発のみを請け負っている会社です。白物家電,TV・ハードディスク,車載と主に3部門が置かれているのですが,白物家電の部署は,実家(草津市)のすぐ近くにあります。総合電機メーカーの中でも,自分がやりたいことである「作る」ことにのみ専念できる会社だったので,大手の学校推薦もいただきましたが,こちらに進むことにしました。まずは与えられた仕事を着実にこなせるようになりたい。そして将来は自分が設計した商品を店頭で見るのが夢です。会社は毎週土曜日に勉強会を開いていますが,積極的に参加するつもりです。
高校時代から数学が好きで,プログラムでいうとフローチャートを考えるのが楽しみでした。高校卒業時は,指定校推薦で大学へ進む選択肢もあったのですが,将来はモノづくりの仕事に就きたいと思い,学内説明会で話を聞いたうえで通学に便利なKCGへの進学を決めました。高度専門士の称号が欲しかったこともあり,学科は情報工学科以外には考えられませんでした。
KCGでは良い成績を残して良い就職をしようと,勉強に励みました。1年時に受けたアセンブリの授業は難しくて閉口しましたが,かえってそれが別の比較的簡単な言語を学ぶ苦労を感じなくさせてくれたように思います。高速道路パーキングエリアの厨房やカレー店でのアルバイトは,年上の方とのコミュニケーションをとる能力をはぐくんでくれました。
ネットワーク学科田口さん
内定をいただいたのは,経済を支える物流部門を手掛ける会社のグループに属するIT関連企業です。学内企業説明会で,物流とITがどう結びつくのか興味を持ち,話を聞いたところ,大変やりがいがあると感じチャレンジしました。入社後は数カ月の研修を経て,全国にあるいずれかの事業所への配属が決まります。KCGで学んだネットワーク専門部署で働くことができるよう頑張ります。任せられた仕事を確実にこなし,信頼を得られる社員になりたいです。
高校卒業後,鉄工関連の会社で3年間勤務しました。社会で必ず必要とされるIT関連で働きたいと思い,父親が卒業したKCGへの入学を考えました。父親はそれまでにも自信たっぷりにKCGの良さを話してくれています。2人で参加したオープンキャンパスでは学校の雰囲気がとても気に入りましたね。これも父親のアドバイスなのですが,現在は技術者が少なく活躍する場が多いというネットワークを学ぶことにしました。
パソコンは遊びで使ったことがあるくらいで技術も知識もなく,入学したころは特にプログラミングなどは難しくて苦労しました。友人に助けてもらいながら次第に面白さが分かるようになり,充実した日々を過ごすことができました。就職活動をする際には,キャリアセンターの先生からのアドバイスがありがたかったですね。ひとりで抱え込まず,積極的に相談した方が断然,理想の就職に近づきます。
ゲーム学科宇野さん
ネットワーク系に特化した京都市内に本社があるゲーム開発会社から内定をいただきました。会社は少数精鋭でKCGの先輩も数多くいます。今は受託開発が中心ですが,今後はオリジナル商品にも力を入れていく方針とのことなので,仕事に慣れ,技術を磨きながら,少しでも早く戦力として活躍できるよう努力していきたいです。内定をいただいた後,インターン,アルバイトで会社に通うので心強いです。先輩社員の方々はいずれも勉強熱心なので,私も負けていられませんね。
小さいころからRPGやアドベンチャーなどのゲームが好きで,将来は開発に携わりたいと思っていました。高校は普通科・マルチメディアコースで学び,指定校推薦でKCGに進学することになりました。学校見学会で初めてKCGを訪れたときは,京都駅前校1階にあるコンピュータミュージアムを見てすごいな,と感じたのを覚えています。
プログラミングは高校時代から経験があったので,KCG入学当初はクラスメイトに教える役でした。教えるとなると知識の裏付けが必要で,自分の勉強にもなりましたね。プロジェクト演習ではチームでゲームを開発しました。チームでの作業は進捗状況を全員が把握する必要があるなどコミュニケーションが大切であることを痛感しました。3年時にはKCG AWARDS(学生作品発表会)で佳作をいただきました。これが大きな自信につながりましたね。
経営情報学科坂井さん
京都市山科区にある小・中学校用学習教材の発行販売を手掛ける会社で,私は学校からの受注と発送をつなぐデータ部分の担当として採用されることになりました。KCGの同級生と一緒に行った会社説明会で話を聞いたところ,さまざまなことに挑戦できる職場だと感じ,就職試験に挑むことを決めました。パソコンの能力検査や面接を経て,内定をいただきました。入社後は少しでも早く仕事に慣れ,こなせるようになり,必要な人材として認められるよう努力します。
高校卒業後,大学受験で思いがかなわなかったのですが,長い将来のことを考えると専門学校で技術と知識を得た方が良いのではと思い,KCGのオープンキャンパス(OC)に参加しました。実はコンピュータについてあまり詳しくはなかったのですが,当時スマホが爆発的に普及し始めたころで,これからはITがますます必要とされてくると感じたのもKCGを選んだ理由です。じっくりと学びたい,ビジネスの分野についても知識を得たいと4年課程の経営情報学科に入学しました。
データベース関連や経営学などの授業は楽しく,神戸から通う大変さも苦になりませんでしたね。オープンキャンパスの学生スタッフも務め,4年時にはリーダーを任されました。全体を見ながらイベントを進行していくことの難しさを肌で感じ,良い経験になりました。就職活動も含め,自分の考えを自分の言葉で表現し,いかに上手に相手に伝えることが大事だということがよく分かりました。