Web技術として使われる言語で主流になっているHTML5について詳しく学ぶ特別講義および文化教養の授業が2017年12月1日,京都コンピュータ学院(KCG)京都駅前校・京都情報大学院大学(KCGI)京都駅前サテライト大ホールなどでそれぞれ開かれ,「HTML5プロフェッショナル認定試験」の実施主体である特定非営利活動(NPO)法人エルピーアイジャパン(東京都港区,LPI-Japan)の成井弦理事長が「HTML5が創り出す新たな世界」と題してKCGの学生たちに話しました。成井理事長は「HTML5はJavaなどとは違い,グラフィックスから通信まで,従来のブラウザになかった機能を実現できる言語です。いまIT業界は技術だけでなくクリエイティブの能力を持った人材を求めています。HTML5を学び資格を取れば就職に有利に働くだけでなく,将来仕事をするうえでも大いに役立つでしょう」と述べました。
KCGとKCGIはITやWeb分野のプロフェッショナル教育において顕著な実績を持っているとの高い評価を受け2016年11月,関西の高等教育機関では初めて,同法人の「LPI-Japan HTML5アカデミック認定校」となりました。それから約1年の間,HTML5プロフェッショナル認定資格の取得を目指す学生たちに質の高い教育を提供しているほか,Webプロフェッショナルの育成やHTML5ビジネスの拡大に寄与する活動を積極的に展開しています。2017年3月6日~3月10日には,一般の方も受講できる集中講義「実践HTML5アプリケーション開発」を開講しました。
講義で成井理事長は,米アップル社のSteve Jobs氏が2010年,HTML5をいち早く採用したことで成功を収めた例や,近年多くの企業が社内基幹システムをHTML5に移行していることなどを挙げたうえで「ITプラス映像や音楽などクリエイティブの市場は膨大しています。HTML5はそれらを実現できる言語。ぜひ資格取得にチャレンジしてください」と呼び掛けました。