gnuplot入門 

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  • 起動
    インストールされたフォルダーのbin\wgnuplot.exeをダブルクリックします。 wgnuplot.mnuのファイル名をwgnuplot0.mnuに,wgnuplot-ja.mnuのファイル名を wgnuplot.mnuと変えると右図のようにメニューが日本語で表示されます。また右クリックよりフォントも変えられます。

    gnuplot解説は下記をはじめたくさんありますが,まずは電卓機能から始めましょう。
    gnuplot tips (not so Frequently Asked Questions)
    Demo scripts for gnuplot version 4.2

  • 電卓機能
     プロンプトに続いて print 3+5 Enterキーを押すと 8 と表示されます。
      複数回の計算結果の表示には
         print 5+2,5-2,5*2,5/2  
      べき乗には**を,余りには%を使います。
         print 5**2,5%2
      変数を使って
         a=3;b=10;print a+b,2*a+b/5
      さらに見やすくするには	 
         a=3;b=10;print "a+b=",a+b,"    2a+b/5=",2*a+b/5 
      とすれば
      a+b=13    2a+b/5=8 と空白を入れて出力されます。
    
  • 関数
     abs, sqrt, ceil, floor, int, exp, log, log10, sin, cos, tan, asin, acos, atan などは説明省略
      正規分布関数(norm),逆正規分布関数(invnorm) については別項で詳説。
      その他ベッセル関数,ベータ関数,ガンマ関数などもあります。
      自分で関数を定義することもできます。
      f(x,y)=x+y;print f(2,4)
      では2と4を加えた6が出力されます。
    
  • 分岐
     if( 条件 )  結果1 ;else 結果2
     条件が満たされれば結果1,満たされなければ結果2
     条件に使う論理演算子として 等式(==),不等式( >,<)また and(&)や or(||)など
     a=2;if(a>0) print"OK";else print"No"
     では当然 OK と出力されます。 
      上記のことは  条件 ? 結果1 : 結果2   と書くこともできます。
     f(x)= x>0 ? 5:x は次項を表します。
        f(x)=5  x>0 のとき
           =x  それ以外  
    
    各コマンドをエディターに書いてpltという拡張子で保存すれば,すぐに実行できるプログラムとなります。