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 千年の都、京都は文化遺産の宝庫であり、天文学の分野においても、貴重な記録や史跡がたくさんあります。これらは貴重な観光資源でもありながら、その資源が有効に使われることは、今までありませんでした。
そこで、NPO花山星空ネットワークではこれらの史跡を巡るコースを「京都千年天文学街道」と名付け、解説付きの観光ツアーを企画しました。これには、ポータブル情報端末による資料の閲覧と望遠鏡を用いた天体観測が含まれます。「京都千年天文学街道」のアイデアは、小山勝二・京都大学名誉教授によって2008年に提案され、この度、情報通信技術地域人材育成・活用事業(平成22年度総務省事業)の支援を受けて、実現したものです。
 天文学、歴史学、情報通信技術の融合という日本初のそしておそらく世界初の試みに皆様のご参加をお待ちしています。