KCGは8月21日(日)洛北校で,子どもたちを対象にしたワークショップ「電子工作入門『電子水平器』を作ろう!」を開催,小学校3年生から高校3年生までの26人が電子水平器作りを楽しみました。
今回のワークショップは,京都市教育委員会および,京都こどもモノづくり事業,みやこ子ども土曜塾との共催です。「電子水平器」は,工事現場などで傾き具合を計測し,床などを水平に作るために使われる計測器です。
保護者の方々とともに参加した子どもたちは,KCGの久保田英司先生から電子水平器の仕組み,半田ごての使い方などについて説明を受け,工作に取り掛かりました。先生や学生スタッフなどの指導を受けながらも,半田ごてを手に,自力で部品をプリント基板に取り付けていきました。保護者の方々は子どもの手助けをしたり,わが子の奮闘を温かい目で見守ったり。夏休み終盤のひと時に,親子の楽しい思い出ができたようです。休み時間にはKCGの学生が作ったロボットで遊ぶ子どもたちの歓声が響いていました。
約2時間かけて,全員が見事な電子水平器を完成。さっそく机などに置いて水平かどうか調べる子どもたちの姿が見られました。モノづくりニッポンの将来を担う子どもたちにとって,貴重な体験の機会になりました。