「ET West 2009」に出展,組込みシステムの技術力を大いにアピール!

6月4日(木)・5日(金),インテックス大阪(大阪市住之江区)で行われた「組込み総合技術展『Embedded Technology West 2009』」(ET West 2009)に,京都コンピュータ学院が出展しました。ET Westへの参加は昨年に続き2回目です。企業の参加がほとんどである中,KCGの出展はすべて学生作品だったこともあって訪れた人たちから注目を集め,その技術力に高い評価をいただきました。

ET Westは,毎年11月に横浜で開催される組込みシステム技術に特化した世界最大級のイベントの西日本版で,今年が4回目の開催となります。今回は急激な世界景気の悪化や,新型インフルエンザの影響があったにもかかわらず,来場者は多く,注目度の高さがうかがえました。

国内外の主要メーカーが最先端の組込みテクノロジーや商品を紹介する中,数少ない教育機関としての参加となったKCGのブースには,若い感性による作品を見ようと多くの方が訪れました。特に「トランスフォーマー」のように変形するロボット「I-GZ(イ・ガズィ:KCG AWARDS 2009優秀賞)」は動くだけで人の輪ができました。「I-GZ」のサーボモータの制御は,今や多くの製品に採用され組込みシステムで主流となっているマイクロコンピュータやFPGA(Field Programmable Gate Array)によって行われています。この作品で,組込みシステム開発に携わる技術者や開発者にKCGの高い技術力を大いにアピールできました。また,出展・来場者にはIT業界の第一線で活躍中のKCG卒業生が数多く見られました。

会場ではほかに,業界リーダーによる基調講演・特別公演,企業や団体によるカンファレンス・パネルディスカッションや新たな開発手法・ソリューションを提唱するテクニカルセッションなどさまざまなイベントが開催されました。4日の基調講演では,昨年KCGで自転車型ロボットの「ムラタセイサクくん」開発について講演した株式会社村田製作所の吉川浩一氏が,今回は一輪車型ロボットの「ムラタセイコちゃん」の開発と活用について講演し,多くの受講者を集めていました。